2025.12.01
「移民」は労働力ではなく"人間"共生社会への第一歩を考える BEiNG~社会と自己の在り方を問うメディア~最新号を公開
最新号URL : https://www.ryukoku.ac.jp/being/12/
【ポイント】
- 公式Webサイトのメインコンテンツ「BEiNG~社会と自己の在り方を問うメディア~」最新号公開
- 今号のテーマは「移民」
- スロバキア出身で専門家の国際学部デブナール・ミロシュ准教授が監修
【本件の概要】
政府では、移民がテーマとなる技能実習制度の廃止と「育成就労」制度への移行準備、特定技能制度の拡充などが議論され、移民を「単なる労働力」ではなく「人間」として尊重する方向性が示されています。
この度、龍谷大学では、webサイトのメインコンテンツ「BEiNG」の最新号「『移民』は労働力ではなく“人間”共生社会への第一歩を考える」を公開しました。23年度の公式Webサイトのリニューアルを機に、トップページに「BEiNG~社会と自己の在り方を問うメディア~」(更新は年4回。翻訳し、英語サイトにも掲載)を掲載しています。BEiNGは、急速に変化するイマを見つめ、社会課題の本質にフォーカスし、多角的な視点で一つひとつの事象を掘り下げ、現代における自己の在り方(=Being)を問う新しいメディアです。「世の中が知りたい情報」と「龍谷大学が伝えたい情報」の接点にフォーカスしてトピックスを選定しています。
BEiNG Vol.12 ステレオタイプを克服し、共生社会を実現するために。「人間」としての移民の実像
URL:https://www.ryukoku.ac.jp/being/12/
●記事の目次
1.「移民」とは誰のことなのか
2. 「門戸を開けば人が来る」時代の終わりか
3. 差別撤廃を実現するのは「善意」ではなく「仕組み」
4. 分断を越える「社会的想像力」の養い方
●記事の導入部分※Webサイトから抜粋
「移民」と聞いて、私たちはどのような人々を思い浮かべるだろうか。コンビニエンスストアや建設現場などで働く姿をまず想像するかもしれないが、そのイメージは実態のごく一部を捉えたものだ。「移民」という言葉は日常的に使われる一方で、その定義は曖昧なままで、多くの誤解やステレオタイプを生んでいる現状がある。本記事では、スロバキア出身で移民研究を専門とするデブナール・ミロシュ准教授へのインタビューを通して、移民の多様な実像を捉え、これからの多文化共生社会のあり方を考える。
●監修者
デブナール・ミロシュ(Miloš DEBNÁR)/ 龍谷大学国際学部・准教授
スロバキア出身、社会学が専門。学部時代にブラジルで日系人と出会い、「移民」という現象に関心を持ち、日本留学中にその研究を始める。2007年から大学院に進学するために再び渡日し、社会学を学びながら移民研究をし続けてきた。
〇関連URL
・教員紹介ページ
https://www.world.ryukoku.ac.jp/teacher/debnar.html
・Academic Doors※Webメディア。インタビュー記事をご覧いただけます。
https://academic-doors-ryukoku.jp/interview/19
問い合わせ先:龍谷大学学長室(広報) 木村
Tel 075-645-7882 kouhou@ad.ryukoku.ac.jp