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2025.12.11

【現代社会領域】基礎ゼミナールB・学外フィールドワークを実施(渡辺クラス)

 基礎ゼミナールB(渡辺クラス)では、各自が京都に関するテーマを定め、調査研究レポートを執筆することを目標としています。まず、各自が関連する先行研究を読み進めて、フィールドノートの書き方を練習した後、京都市でのフィールドワークを実施しました。11月29日(土)には、 (1)寺社観光、(2)オーバーツーリズム、(3)京都の景観保護をそれぞれテーマにする3つの班、12月6日(土)には(4)京都の食文化をテーマにする班の、計4班に分かれて観察を実施しました。
 (1)寺社観光班は、下鴨神社をはじめとする複数の神社をめぐり、トイレや案内板のバリアフリー、お賽銭の電子決済、現代の信仰の在り方など、様々なテーマで観察を行いました。(2)オーバーツーリズム班は、銀閣寺、南禅寺や清水寺など実際に混雑しているといわれる観光コースを歩いてみました。(3)京都の景観保護班は、京都市内でも高層マンションが多い山科区や、建物の高さ規制がなされている東山区などを訪れて比較しました。
 (4)京都の食文化班では、祇園四条を中心として、京料理の店や観光客向けの売店、抹茶ブームの様子を観察してきました。
 教員は各班に同行したり、巡回したりして、フィールドワークの様子を撮影し、「思ったよりも混んでいない場所があった。観光客のマナーは悪くなかった」「高さ規制による景観の違いは大きかった」などの報告を受けました。
これから学期末まで、各自、フィールドワークの結果をもとに、レポート執筆を行っていきます。