2025.12.19
<宮本ゼミ(1年)>京都海外ビジネスセンターを訪問【経営学部】
経営学部経営学科宮本ゼミが、京都海外ビジネスセンターを訪問し、グローバルビジネスの最新の動向と、食品を中心とした日本企業の海外展開について現地学修を行いました。
アメリカの大学を卒業後、シリアルアントレプレナーとして国内外のベンチャービジネスに携わってこられた南川一郎様(京都海外ビジネスセンターディレクター)から、アメリカを中心とした海外ビジネスの最新動向についてレクチャーを受けました。
特に、「失われた30年」のなかで、日本が成長できなかった根本的な原因や、AIビジネスの動向やその周辺分野での日本企業のビジネスチャンスを踏まえ、大学生のうちに学んでおくべきことや習慣化しておくべきことをご教授いただきました。
次に、フランスを中心に欧州での日系企業の支援を行ってきた金井善彦様(JETRO京都貿易情報センター所長)から、JETROの海外拠点の全体像、海外支援のサービスの各種説明や、日本人自身が意識していないが海外から評価されている事項などの説明を受けました。
特に、ジェトロがブースを取りまとめての展示会の出展支援、海外のバイヤーを招待しての商談会、海外向けのECサイト(JAPAN MALL)や、現地の拠点による市場調査やブリーフィング活用事例など、サポート体制を具体的にご教授いただきました。
ご講演後には、学生たちから、中国のイノベーションについての質問をはじめ、シリコンバレーのテックベンチャーの質問、JETROとJICAなど日本の独立行政法人についての質問など、質疑応答のお時間をいただきました。
その後、同団体が入居する京都経済センター内のKOIN(京都オープンイノベーションカフェ)を見学し、京都でのワークスペースのハブ機能について現場研修を行いました。
学生の中には、スタートアップをプランニング中の学生がいたり、将来的には海外との接点をもった職業に就きたいと言う学生もいたため、今回ご協力いただいた京都海外ビジネスセンター様やJETRO様によるネットワーキングイベントに参加を希望する学生も見受けられました。
また、宮本ゼミでは、京都海外ビジネスセンターを通じて1月8日にはミネソタ大学のMBA生、1月16日にはベントレー大学の学生たちとの交流も予定しております。