2026.01.13
【健康・スポーツ社会領域】基礎ゼミナールB・学外フィールドワークを実施(井上クラス)
健康・スポーツ社会領域の基礎ゼミナールB(井上クラス)では、2026年1月7日(水)にネスタリゾート神戸でフィールドワークを行いました。
テーマは「ファミリー向けアトラクションの健康の維持増進の可能性を検証する」ことでした。事前のミーティングで検証するアトラクションおよび健康の維持増進効果を検証する指標を検討しました。その結果,アトラクションは「アスレティック」「ガンバトル・ザ・リアル(サバゲー)」「スカイイーグル(ジップライン)」となりました。また,指標は運動強度の指標として「心拍数」,心理的効果の指標として「気分尺度」,回復効果の指標として「睡眠関連因子」の3項目が決定されました。決定後は3グループに別れ,1グループ当たり1指標の調査計画の作成および調査方法を準備しました。心拍数は腕時計型心拍数計,気分尺度は徳田(2007)のTMSを元にgoogle formにて作成,睡眠関連因子はスマホアプリのsleep Meisterを用いました。
指標の1つ目,心拍数は大方の予想を覆して,スカイイーグルが最も高く,順にガンバトル,アスレティックとなりました。受動的でかつ短時間で終了するスカイイーグルが最も強い運動強度を示していたのは最大75km/h、全長560m、高低差57mでの緊張感が強く影響していたと考えられました。アスレティックが3つのアトラクションの中で最も低い値でしたが,114拍/分の心拍数で1時間近く運動は健康の維持効果は十分に期待できるものでした。
指標の2つ目,気分尺度はアトラクションによって傾向が異なっていました。アスレティックは活気・疲労は増加しましたが,緊張・混乱・抑うつ・怒りは減少し,ガンバトルは緊張・混乱・抑うつは増加し,活気・疲労。怒りは減少しました。スカイイーグルは前値を取り忘れ検証できませんでした。抑うつを抑え,活気を上げるならアスレティック,緊張や混乱を楽しみながらガンバトルとなりました。
指標の3つ目(図3),睡眠関連因子は3つのアトラクションまとめての評価となりました。事前3日間の睡眠を前値,体験当日の睡眠を後値として比較したところ,5つの因子全てで睡眠スコアが高まっていました。ファミリー向けアトラクションは睡眠状況を良い方向に改善する効果が期待されました。
学生たちは、学外フィールドワークで得た知見をもとに、期末レポートを作成します。