2026.02.04
公的表現としてのアートと市民社会の関わりを考える 「東九条・アート・公共性」に関するシンポジウムを開催
<2/18(水)13:15~/地域に開かれた公共劇場「THEATRE E9 KYOTO」にて>
【本件のポイント】
- 京都において多文化共生社会を象徴する東九条地域にある「THEATRE E9 KYOTO」にて、アートをテーマに「公共社会学」における複合的な危機について考えるシンポジウムを開催。
- アートが必然的に帯びる「公共性」について、誰のための公共なのか(誰が排除され、包摂されるのか)を考えることで、アートが生み出された背景や複合的な社会課題などについて明らかになる。
- 劇作家やアーティスト、大学教員・理事長が登壇し、参加者とともに「アートと社会」を考える。
【本件の概要】
京都駅東南部エリアは、チームラボミュージアム京都やカイカイキキの制作スタジオなど、現代アートの旗手も拠点を構えることになり、大きな注目を集めています。そのなかでも東九条は、多様な背景を有する人々が集う多文化共生社会を象徴する地域であり、文化芸術を軸としたまちづくりの一角を担っています。2015年から2017年にかけて京都市内で5つの小劇場が閉館した際には、京都の演劇人たちが尽力し、空き倉庫を改装した小さな公共劇場「THEATRE E9 KYOTO」が誕生しました。この劇場では多彩な表現活動を展開するとともに東九条という土地と深くかかわりあうことで、その歴史と現在をアートを通じて問い直す場ともなっています。
この度、この「THEATRE E9 KYOTO」を舞台に、現代の「公的表現としてのアート」について考えるシンポジウムを開催します。アートが必然的に帯びる「公共性」については、誰のための公共なのか、誰が排除され、誰が包摂されるのかといった境界にかかわる問いが浮上します。こうした問いは、表現とそれを生み出す背景となる文脈と複合的諸問題を露呈させるものです。個々のアーティスト、民間団体、大学、行政などが推進する文化実践や文化政策が、その地域に暮らす人々の声やその外部とどうかかわり、応答しているのか。現代の「公的表現としてのアート」が地域や市民社会とどのように向き合い、どうかかわっていくことができるか、参加者とともに考える場とします。
日 時:2026年2月18日(水)13時15分~17時45分
場 所:THEATRE E9 KYOTO(京都府京都市南区東九条南河原町9-1)
申込不要・入場無料※定員81名
登壇者:あごう さとし(THEATRE E9 KYOTO芸術監督・劇作家)
入澤 崇(龍谷大学 名誉教授・理事長)
小山田 徹(公立大学法人京都市立芸術大学 理事長兼学長・美術家)
山本 麻紀子(アーティスト)
村澤 真保呂(龍谷大学教授・社会学)
プログラム:①基調講演 :あごうさとし・小山田徹・入澤崇
②作品上映と講演 :山本麻紀子・村澤真保呂
③ディスカッション:登壇者だけでなく、参加者も巻き込んだ
ディスカッションとします
問い合わせ先:龍谷大学 社会学部 清家竜介 Mail r.seike@soc.ryukoku.ac.jp