2026.02.10
宇野 裕明弁護士による講演会を開催【法学部】
2025年12月9日(火)、大阪弁護士会の宇野裕明弁護士をお招きし、合同ゼミ講演会を開催しました。当日は、法律実務の最前線に立つ弁護士としてのご経験をもとに、学生に向けて多角的なお話をしていただきました。
講演では、刑事弁護、児童虐待冤罪、医療過誤という複数の法領域に関する論点がバランスよく取り上げられ、弁護士という職業の意義や難しさ、そしてやり甲斐について、実感を伴って学ぶ機会となりました。
講演会後のアンケートでは、「将来の仕事選びの参考になった」、「先生の『やったかどうか分からないから裁判をする』という言葉が胸に残った」、「大学の授業で学んだ知識について考える機会になった」といった声が寄せられました。なかには、講演会をきっかけに実際に裁判傍聴に行った学生もいました。
本講演会の準備と司会は、すべて学生が担当しました。社会人へのメール連絡、講師の略歴や活動を調べたうえでの司会原稿作成、質問の出やすい雰囲気作りなど、主体的に考えながら取り組んでくれました。担当した学生の感想は、以下の通りです。
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今回の講義では、普段の大学の授業では知ることのできない「弁護士のリアル」に触れることができ、参加した学生にとって、弁護士という職業へのイメージが大きく変わる機会となりました。講演では、さまざまな事件の紹介を通じて、法律を適用するだけでなく、依頼者一人ひとりの人生に親身になりつつ問題解決に向き合う姿勢についてお話しいただきました。
特に印象深い内容として挙げられたのが、虫歯治療の過程で息子さんが亡くなったという医療過誤事件に関するお話です。法と医療という異なる分野であっても、前例をたどりながら判断を積み重ねていく点に共通性があることが示され、学生にとって新たな視点を得るきっかけとなりました。また、依頼者の思いに丁寧に寄り添い続けることの重要性が語られ、弁護士という仕事の責任と重みを強く感じる内容でした。
今回の合同ゼミ講演会を通じて、弁護士の仕事は単に法的問題を処理するものではなく、依頼者の人生に長く関わり続ける存在であることを学びました。法律実務への理解を深めるとともに、法学を学ぶ意義や将来の進路について改めて考える機会となりました。本講演で得た学びを今後のゼミ活動や学習に活かしていきたいと考えています。
本講演会は、ゼミ生が主体となって企画・運営を行いました。講師の先生とのメールでのやり取りや、当日の司会進行を担当する中で、社会人としての基本的なコミュニケーションの大切さや、相手に配慮した言葉選びの重要性を学ぶことができました。
舛吉 笑・寺本 茉白【古川原ゼミ2回生】