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2018.05.23

理工学部でシリコンバレーデザイン思考ワークショップを開催しました

 理工学部では5月16日(水)に、カリフォルニア大学バークレー校を中心にデザイン思考の講師を務めているChristina Jenkins先生を招へいし、スタンフォード大学d.schoolの手法によるデザイン思考ワークショップを開催しました。ワークショップには、理工学部の学部生、大学院生が参加しました。参加者は「新しい椅子の開発」などをテーマにして、デザイン思考のプロセスを実践的に学びました。学生からは、「製品開発の新しい手法を学ぶことができ、非常にためになりました」など有益な意見が多くありました。

 「デザイン思考」とは、新しい製品やサービスを創造する際に用いられる思考法であり、iPhoneやUberなどの開発に役立てられるなど、その有効性が実証されています。デザイン思考は技術やマーケットをもとに商品開発を始める従来の方法とは異なり、人々がどのような考え方をし、行動をするかを詳細に観察することを発想の起点にし、その分析結果を理解しながらアイデアを考え、プロトタイプを作り、その有用性を検証しながら商品開発を行う手法です。このデザイン思考のプログラムは、米国の大学や企業で多く取り入れられ、近年では日本企業においても社員向けのセミナーが多く開催されるようになっています。中でも米国スタンフォード大学のd.schoolで行われているデザイン思考の教育プログラムは、シリコンバレー地域のイノベーションの進展に大きく寄与しており、特に注目されています。