2026.05.14
ハーバード大学×龍谷大学共催シンポジウム 「仏教と精神医療」
<5月20日(水)、龍谷大学大宮キャンパス清和館3階ホールにて開催>
【本件のポイント】
- 東アジア地域における宗教が専門であるハーバード大学のジェームス・ロブソン教授をはじめ、仏教学や精神医学、岩倉での地域ケア史の専門家が登壇するシンポジウムを開催
- 京都市左京区の岩倉は、精神疾患者の在宅・地域受け入れケアにおいて、世界的に長い歴史を持つ
- 岩倉での事例や宗教が日本人に与えた人間観を確認し、新しい精神医療の在り方を探る
【本件の概要】
京都北郊の岩倉では、18世紀中頃から近年まで精神疾患者の在宅・地域受け入れケアが続いており、これほど長期にわたる在宅ケアは世界史の中でもベルギーのゲールと岩倉しかありません。歴史を辿れば、7世紀の『隋書』東夷伝においても、日本人は「性、質直にして雅風有り」(性格は素直で上品なところがある)と伝えられています。このような寛裕な人間観は仏教や儒教などに育まれて今日に至っていると考え、仏教学や精神医学、岩倉での地域ケア史の専門家などが登壇するシンポジウムを開催いたします。
岩倉での事例を通して日本人の人間観を確認し、新たに構築され得る精神医学の在り方を探ります。
日 時:5月20日(水)9時10分~16時45分
場 所:龍谷大学大宮キャンパス清和館3階ホール
登壇者:
① ジェームス・ロブソン(ハーバード大学教授/ハーバード大学燕京研究所長)
【専門分野】東アジア地域における宗教
【登壇テーマ】僧院と精神医療施設―近世・現代東アジア仏教における精神障害者の
ケアと収容の諸相
② 入澤崇(龍谷大学理事長/龍谷大学名誉教授)
【専門分野】仏教文化学
【登壇テーマ】衆生病むが故にわれ病む ―菩薩の営みに見る一つの視座
③ 新宮一成(奈良大学特別研究員/京都大学名誉教授)
【専門分野】精神医学
【登壇テーマ】日本における精神疾患の苦悩の癒しのための宗教的・思想的基盤
④ 中村治(大阪公立大学名誉教授)
【専門分野】精神医学
【登壇テーマ】精神病治療の医療化と東アジア
⑤ 橋本明(愛知県立大学教授)
【専門分野】精神医療史
【登壇テーマ】精神医療化(psychiatrization)と東アジアの近現代
⑥ 中谷英明(龍谷大学世界仏教文化研究センター研究員)
【専門分野】仏教学
【登壇テーマ】心の病の医師、ブッダ ―解明されたブッダ自身の哲学
開催方法:対面とオンラインのハイブリッド形式
(URL)https://us06web.zoom.us/j/86438124582?pwd=JAl8bwINjUWCe3nGDrAxFo2iPUBXBa.1
ミーティング ID: 864 3812 4582 パスコード: 0DH6Cp
参加方法:事前申込不要(一般参加可能)
詳細プログラム:
9:10 開会の辞 入澤崇
9:25 ジェームス・ロブソン
「僧院と精神医療施設―近世・現代東アジア仏教における精神障害者のケア
と収容の諸相」
10:35 新宮一成
「日本における精神疾患の苦悩の癒しのための宗教的・思想的基盤」
11:25 【休憩】
11:35 中村治
「精神病治療の医療化と東アジア」
12:25 【昼食休憩】
13:30 橋本明
「精神医療化(psychiatrization)と東アジアの近現代」
14:20 入澤崇
「衆生病むが故にわれ病む ―菩薩の営みに見る一つの視座」
15:10 【休憩】
15:20 中谷英明
「心の病の医師、ブッダ ―解明されたブッダ自身の哲学」
16:00 全登壇者による総括・討論
16:30 閉会の辞 ジェームス・ロブソン
問い合わせ先:龍谷大学 学長室(広報)
Tel 075-645-7882 kouhou@ad.ryukoku.ac.jp https://www.ryukoku.ac.jp