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2026.05.20

農福連携事業“おもや”で出荷準備をお手伝いしました【社会共生実習】

 社会学部の「社会共生実習(農福連携で地域をつなぐ―「地域で誰もがいきいきと暮らせる共生社会に向けて」)」(担当教員:坂本清彦准教授)では、実習先である滋賀県栗東市の障がい者が農業に携わる農福連携事業“おもや”に関わることで、受講生たちが地域づくり活動を経験しています。

 “おもや”では、農園で採れた野菜を提供するオモヤキッチンというレストランを展開されています。
 5/15(金)には、オモヤキッチンで販売するスナップエンドウなどの出荷作業をお手伝いしました。
 作業の主な内容は、形の良いもの、悪いものの選別、袋詰めするための計量です。
 形の良いA品は袋詰めされてオモヤキッチンの店頭に並び、色が薄かったり小さいものはB品として加工品になったり、“おもや”で飼っておられるヤギの餌になったりするそうです。


形の良いA品はオモヤキッチンの販売棚へ


B品と判断されたえんどう

 受講生である中原一茶さん(現代福祉学科)は、日ごろは農作業も障がい者の方とも接点がないということですが、農作業は楽しく、“おもや”の皆さんの明るく和やかな雰囲気がとても居心地が良いとお話ししてくれました。


慣れない作業なので、
ひとつずつ時間をかけて選別していました


少し慣れてくるとお話ししながら
作業できる余裕が出てきました!

 また、一緒に作業させていただいていた利用者の方は、もともと居た事業所の紹介で、選択肢3つの中からこちらを選んだそうで、“おもや”での作業は農作業でも出荷作業でもオモヤキッチンのホールスタッフでも、どの仕事も好きで自分に合っていて、もう5年ほど居ますと話してくださいました。そのことからも利用者の方々にも居心地がいい場所なのだということを感じることが出来ました。


利用者さんやスタッフの方と
楽しくお話ししながら作業しました


新鮮なスナップエンドウを生のままいただく
担当教員からは「甘い!」という感想が。

 当日一緒に作業をしていた出荷作業のリーダー的存在である原田さん(81歳)は、"おもや"を設立した杉田健一さん(特定非営利活動法人縁活 理事長)のお母様のご友人です。栗東市の広報誌で杉田さんが"おもや"を設立したことを知り、ぜひボランティアで関わらせてほしいと志願したことが始まりで、それから現在に至る約17年余りを"おもや"とともに過ごしてこられました。
 障がい者の共同生活援助事業(グループホーム)を開始した2009年1月にはスタッフ数が10名だったそうですが、今や共同生活援助事業が2拠点、就労支援事業(就労継続支援B型)が3拠点、就労支援としてオモヤキッチン(飲食部門)の展開など、幅広く活動されているとのことでした。


原田さん(前列中央)

 受講生にとっては、いろいろな現場を見ることができ、たいへん学びの多い実習先です。
 次週は、2023年8月に栗東市内の山間地に開所した第2拠点「あるきだす」にて、味噌づくりを体験させていただく予定です。


作業後、”おもや”農園で採れた野菜が
オモヤキッチンでどのような料理になって
提供されているのか実際に食べてみました。
とてもおいしく、野菜が豊富で
見栄えも素敵でした!


オモヤキッチンのホールの壁には
大きな黒板にメニューが書いてあります。

社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。