2026.05.27
農福連携事業“おもや”の第2拠点「あるきだす」で味噌づくりに挑戦しました【社会共生実習】
社会学部の「社会共生実習(農福連携で地域をつなぐ―「地域で誰もがいきいきと暮らせる共生社会に向けて」)」(担当教員:坂本清彦准教授)では、実習先である滋賀県栗東市の障がい者が農業に携わる農福連携事業“おもや”に関わることで、受講生たちが地域づくり活動を経験しています。
“おもや”では、農園で採れた野菜を提供するオモヤキッチンというレストランを展開されています。
5/22(金)には、オモヤキッチンで提供する料理やおもやの利用者・スタッフの給食に使う味噌を仕込む工程をお手伝いさせていただけるということで、“おもや”の第2拠点として2023年8月に栗東市内の山間地に開所された「あるきだす」にお邪魔しました。
なぜ味噌づくりかというと、元々、あまり手入れの要らない作物として大豆を育てておられたそうですが、オモヤキッチンで豆料理として提供するだけでは余ってしまっていたそうで、味噌づくりにチャレンジしてみようということになったそうです。
初めの頃は手際も悪く、出来上がった味噌にカビが生えることもあったそうですが、4~5年を経て現在は手際も要領もよくなったそうです。
今年は7回仕込めるほど手際がよくなったとのことで、今回はそのうちの6回目にお邪魔しました。
作業の途中で煮汁が好きな利用者の方へ持ち帰るというお話をされていたので、作業をお手伝いしていた担当教員と受講生も煮汁をいただきました。人生で初めて大豆の煮汁を飲んだ受講生は、「初めての味で何とも言えない…!でも、慣れてくるとおいしく感じます。」と話してくれました。
不作の年は大豆を購入して味噌を作ることもあるそうですが、豆の品質によってはえぐみの多い煮汁になることもあるそうで、今回の煮汁はえぐみもなくおいしいと教えていただきました。
作業を指揮しておられた小川緒理江さん(あるきだす 所長)は、いつもニコニコと楽しそうにしておられるのでお仕事をされているという印象を受けないのですが、利用者の方々のコンディションによっては対応に苦労されることもあって大変な時もあると話してくださいました。
この日作業に参加していた利用者の方々は味噌づくりの経験も豊かで、受講生の中原一茶さん(現代福祉学科)と終始楽しく会話しながら作業を進めてくださいました。中原さんも、実習を重ねて顔見知りが増え、楽しく作業出来たようです。
丁寧に混ぜられた材料は大きな樽に隙間なく詰めて封をして、作業したみんなで名前を書き込みました。今回仕込んだ味噌は今年の9~10月頃に食べごろを迎えるとのことでした。出来上がりが大変楽しみです。10月を過ぎた頃にオモヤキッチンでお食事をされる機会があれば、今回仕込んだ味噌を使った自慢のお味噌汁などにぜひ注目してください。
社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。