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2026.06.10

政策実践・探究演習(国内)人とまちが育つ「話し合い」創造プロジェクトが「守山市民懇談会」に参加【政策学部】

2026年6月7日(日)に、「政策実践・探究演習(国内)」人とまちが育つ「話し合い」創造プロジェクト(担当:只友景士教授)の学生12名が、滋賀県守山市にて開催された「守山市民懇談会」にファシリテーターとして参加しました。

 本プロジェクトでは、市民参加と協働のまちづくりを目指して、話し合いを通して人やまちが育つ取り組みの探究を行っています。このたび、その一環として守山市民懇談会にファシリテーターとして参加する機会をいただきました。今年度の市民懇談会のテーマは、「自転車で変わる、広がる、守山のあかるい未来」です。

 当日は各グループに分かれてのアイスブレイクから始まりました。
 守山市民懇談会は、無作為抽出によって参加する市民が選出され、初めて会う市民同士で話し合いが行われます。学生たちも市民の方々と自己紹介を行い、話し合いをするための場が温められました。少し緊張気味だった学生も、市民の方々と交流していくなかで緊張がほぐれていったように見えました。


 本題に入ると、ステップ1として「あなたと自転車の『関わり』を共有しよう」という小テーマで話し合いが行われました。
 学生は「自転車は結構乗られるほうですか?」や「自転車を使っていて不便に思うところはありますか?」など、市民の声を引き出す質問を行い、研修で学んだファシリテーショングラフィックを活かしてそれらを可視化していきます。市民の方々も、自身と自転車の関わりを家族や具体的な場所を挙げながら説明してくださり、和気あいあいとした雰囲気の中で話し合いが進んでいきました。



 続いて、ステップ2として「自転車との関わりから「良い面」、「悪い面」を考えよう」という小テーマが与えられます。
 こちらはどのグループでも、付箋になるべく多くの意見を書き出すブレインストーミングの手法がとられていました。学生が話題を振りながら内容を広げるグループもあれば、黙々とみんなで意見を書き出すグループ、市民の方々が次々に意見を出し学生が付箋に書きとめるグループなど、話し合いのあり方が非常に多様なステップとなりました。学生は、積極的に意見を引き出す質問を行ったり、聞き手として、うなずきなどのリアクションをとったり、自ら書記を担うことを表明したりと、グループの雰囲気に合わせてファシリテーションを行っていました。



 最後に、ステップ3として「自転車の関わりからみんなの幸せを考えよう」という小テーマで議論をまとめていきます。
 ここでは、これまで出してきた個人の意見をベースに”みんなの幸せ“を実現する案について話し合いをしていきます。自転車の利用促進を通して守山市における”みんなの幸せ”をどのように実現するか、という抽象的な問いに対して、時には具体的な生活実感や現実に即した案が出たり、時には自由な発想で「こうなったらいいな!」という案が出たりと、グループごとに個性豊かな話し合いが行われていました。



 話し合い終了後は各グループから話し合った内容について発表が行われ、只友先生から講評をいただき、市長から参加者にお礼が述べられて閉会となりました。

 全体を通して、市民の方々は学生を快く受け入れてくださり、休憩時間にも歓談が行われるなど、人との関わりを通じて学生は多くのことを学べました。今回参加した守山市民懇談会は、実践の場としてはもちろん、現場の雰囲気や市民の声を聴き、話し合いの意義を肌で感じる貴重な機会になりました。このような機会をご提供いただいた市民の皆様、守山市役所の皆様、ありがとうございました。

(文責:政策学研究科修士2年 山本安紋)