2026.06.12
修士課程JICA留学生が「日本の経済発展と算盤の役割」を実践的に学ぶ【経済学研究科】
本学経済学研究科では、2020年度より、JICA(国際協力機構)と連携をして、英語のみで修士号を取得できる「英語プログラム(English-based Degree Program)」を開設しています。
今セメスターは、ザンビア共和国、マラウィ共和国、ラオス人民民主共和国からの留学生たちがこのプログラムで学んでいます。
徳川時代以降の日本の経済発展について学ぶ「日本経済論研究」(伊達浩憲教授 担当)では、6月5日、Chanthavongsy Somsanithさん(ラオス人民民主共和国出身)の「徳川時代の遺産」に関する報告の後、皆で「徳川・明治時代の農業生産性の向上と寺子屋での教育の役割」について討論しました。そして、「徳川時代の寺子屋において『読み・書き・算盤』が教えられていたことが農業生産性の向上につながっていったのではないか」と議論をしました。さらに、経済学部教務課の「算盤スペシャリスト」たちが、算盤を用いた足し算を実演した後、実際に、留学生の皆さんに「算盤」を体験していただきました。
受講生たちは、日本の「技能・知識習得」のプロセスに実際に触れ、「そろばんが足し算や引き算の計算をいかに助けるかを実演で見せてくれたのは、実に興味深いものでした。」(マラウィ共和国出身)、「そろばんを体験できたことは、実用的な技能や教育が日本の経済発展や生産性の向上にいかに貢献したかを理解する上で、貴重な経験となりました。」(ザンビア共和国出身)などの感想を抱いていました。
今後とも、経済学研究科は、日本の経済発展に関する実践的知識の習得に向けて、高知県の農山漁村へのフィールドワーク等、様々な取り組みを強化・実践していきたいと考えております。