Need Help?

News

ニュース

2018.05.28

記者レクのご案内 地域活性化を目指し、龍谷大学農学部からコメ農家へ提案 水田転換畑で農学部生が育てたラッカセイを『龍谷の実』として加工、販売 試食会  ― 6月5日(火)14:00~ 京都大学記者クラブにて ―

【本件のポイント】
・「水田」 を「畑」として使う「水田転換畑」の活用をターニングポイントを迎えるコ
 メ農家への提案。
・地域資源を創出し、6次産業化へつなげ、地域の活性化を目指す。
・事例として「水田転換畑」を活用し、農学部生が栽培・収穫したラッカセイ<品種:お
 おまさり(平成19年千葉県育成品種)>を、「龍谷の実」(ピーナッツ菓子)として
 販売。

 これまで約50年間行われてきたコメの生産調整「減反政策」が2018年度より廃止となりました。加えてコメの消費量が減少する中、農耕地の約半分を水田が占める日本では「水田」の新たな活用方策が期待されています。これらを踏まえて、この度、龍谷大学農学部から社会的課題解決策のひとつとして水田転換畑で通常の約2倍の大きさのラッカセイ<品種:おおまさり(平成19年千葉県育成品種)>を栽培し、それぞれの地域がもつ優れた伝統食や加工品の開発等の付加価値をもった地域資源の創出と6次産業化へつなげ、地域の活性化に発展していくことを提案します。「水田転換畑」において高品質な畑作物を安定的に生産するには、過湿と通気性の劣化等の改善を目的とした「排水性の向上」や、窒素の無機化により地力窒素が低下することを改善するための「地力の補完」等の問題解決に取り組むことが必要です。今般、ナッツ類の国内売上トップクラスの東洋ナッツ食品株式会社(神戸市東灘区)にご協力いただき、農学部生の“学びの成果”として学生自身が栽培・収穫した「おおまさり」を加工し、「龍谷の実」(ピーナッツ菓子)として販売いたします。今回商品開発した「龍谷の実」の原材料であるラッカセイは、ビタミンEやビタミンB群、ミネラルを豊富に含み、アミノ酸のバランスも良い栄養価の高い食品で健康志向が強い消費者にもオススメです。また、キャラメルコーティングしており、カリッとした触感と香ばしさを楽しむことができます。

 1.日 時  2018年6月5日(火)14:00~

 2.場 所  京都大学記者クラブ(京都市左京区吉田本町 京都大学内)

 3.内  容  「水田転換畑で農学部生が育てた『ラッカセイ』による地域活性化の
         可能性」及び試食会

 4.出席者
   龍谷大学農学部資源生物科学科教授 大門 弘幸(だいもん・ひろゆき)
   龍谷大学農学部資源生物科学科4年生 道山 祐子(みちやま・ゆうこ)
   龍谷大学農学部資源生物科学科4年生 山下 博士(やました・ひろし)
   東洋ナッツ食品株式会社 フロンティア開発室マーケター 池田 義明(いけだ・
   よしあき)氏
 
 5.備  考  詳細な内容については、会見時にお伝えします


「龍谷の実」

問い合わせ先 : 農学部教務課 糸井・柿本  Tel 077-599-5601