2026.08.07
入門演習5組「ワールドフードフェス」を開催【経済学部・神谷ゼミ】
龍谷大学経済学部の入門演習5組(神谷ゼミ:1年生21名、サポート役として4年生のピアサポーター1名)は、7月22日(水)に深草キャンパス内にて「ワールドフードフェス」を開催しました。本イベントには、ゲストとして本学の教職員や学部生、留学生が多数招かれ、笑顔と美味しさがあふれるあたたかい交流の場となりました。今回のイベントに向けて、1年生たちは約3週間かけて段階的に準備を進めてきました。
STEP 1:図書館の専門書で深掘りするアナログな探究
クラス内で5つの班に分かれた学生たちは、自分たちが調べてみたい国(アメリカ・イタリア・ドイツ・韓国・ベルギー)を自ら選定。ネット検索をあえて一切禁止し、図書館に赴き、専門書籍をもとに、担当国の歴史や社会経済、観光名所などに関する事柄を手作業で分類・構造化するKJ法を実施し、対象国への課題意識を練り上げました。
STEP 2:ネット&生成AIでアイデアを具体化
ネット検索と生成AIを全面解禁し、STEP 1で整理した知識をもとに、各国の歴史や社会経済に根付いた食文化や生活様式をさらに深く調べ上げました。そして、料理メニュー、伝統ゲーム・体験、社会事情やトリビアを盛り込んだクイズなど、イベントの企画へと具体化していきました。
STEP 3:現場でのフィジカルな自己表現への昇華
得られた知見をもとに、現場での実践(調達・調理・体験)へと昇華させました。各国料理やゲームの再現、材料の買い出し、当日の調理、さらにはゲームの道具作りに至るまで、「アナログ×デジタル」の思考をフィジカル(身体性のある)な自己表現へと還元する高度なアクティブ・ラーニングを展開しました。
当日は2年生のゼミ生によるサポートも受けながら、知性と工夫が凝縮された、以下のブースを作り上げました。
アメリカ:ボリューム満点のニューヨークスタイル・ホットドッグ
イタリア:地中海薫るブルスケッタ
ドイツ:名物のカリーヴルストをはじめとしたソーセージ盛り合わせ
韓国:定番人気のヤンニョムチキン、ソンマンドウ、トッポギ
ベルギー:各種ベルギーワッフル
さらに食体験にとどまらず、コーンホールやボッチャ、ターラーターラーといった各国原産のゲーム体験、雰囲気を盛り上げるBGM、国にちなんだクイズ企画なども実施されました。ゲームで使用する道具までも学生たちが手作りで制作しており、温かみあふれる会場は、五感を通して異文化に親しめる空間となりました。料理を味わいながらゲームやクイズを楽しむ姿が随所で見られ、美味しく、楽しく、そして学びの深い時間となりました。以下、ゼミ生を代表して2名の感想を紹介します。
田中 耕健さん「3週間という限られた時間の中、全グループがとても質が高く個性的な出し物を考え、それを実現していて、とても刺激的な内容になっていました」
林 綾香さん「どの班の食べ物も日本で日常的に親しまれているものが多く、日本がいかに海外の食文化を取り入れてきたかがよく分かった。一方で、様々な食べ物が日本で普及している分、アレンジされがちであるので、今後は現地の留学生などを招いて、リアリティを高めることが必要だと思いました」
今後も経済学部として、地道な探究を通じた本質的な思考力、先進的なデジタル技術の活用、そして身体を動かす実践的アクティブ・ラーニングを融合させ、学生たちの自主性とグローバルな社会経済の視野を育む先導的な学びを推進してまいります。