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2026.08.10

金ゼミが天神祭りのごみゼロ作戦に環境ボランティアとして参加【政策学部】

 政策学部 金ゼミが、2026年7月24日・25日に開催された大阪天神祭りのごみゼロ作戦の環境ボランティア活動に参加しました。毎年恒例となっている活動ですが、今年もゼミ生の自主的な活動として実施されました。


 天神祭は、大阪市で毎年7月24日・25日に開催される日本三大祭の一つであり、約1000年以上の歴史を持つ伝統的な祭りです。祭り期間中は、陸渡御(りくとぎょ)や船渡御(ふなとぎょ)、奉納花火などが行われ、国内外から毎年約130万人もの来場者が訪れる大阪を代表する大規模なイベントとなっています。
 一方で、多くの来場者が集まることから、大量のごみが発生することも課題となっています。そのため、ごみの分別やリサイクルの推進、ごみのポイ捨て防止を目的として、多くのボランティアが活動しています。

 天神祭ごみゼロ大作戦は、日本三大祭の一つである天神祭において、大量に発生するごみの削減と適正な処理を目的として実施された環境保全活動です。
 2026年7月24日(宵宮)・25日(本宮)の2日間で、主に南天満公園や桜ノ宮公園周辺を会場として行われました。この活動は祭りで発生する廃棄物について「3R(リデュース・リユース・リサイクル)」を推進し、来場者が快適に祭りを楽しめる環境づくりを目的としています。

 主な活動内容として、来場者へ分別を呼びかける「エコステーション」の設置、繰り返し使用できる「リユース食器」の導入、散乱ごみの回収・清掃活動などが行われました。エコステーションにはボランティアスタッフが常駐し、ごみの分別方法を案内することで資源のリサイクル促進とポイ捨て防止に取り組みました。また、リユース食器を活用することで使い捨て容器の削減を図り、ごみの発生そのものを減らす工夫がなされました。


 天神祭では毎年120万人以上が訪れ、過去の調査では2日間で少なくとも約60トンものごみが発生しています。そのため、この活動は環境負荷の軽減だけでなく、来場者一人ひとりが環境問題について考え、行動するきっかけづくりとしても重要な役割を果たしています。行政や環境団体、企業、ボランティアが協力し、伝統ある祭りと環境保全を両立させる持続可能な取り組みとして実施されています。


 金ゼミでは、7月24日と25日の2日間にわたり、この活動に参加しました。
 24日は12名25日は4名のゼミ生が参加し、エコステーションでのごみ分別の案内や、リユース食器、ペットボトル、缶などの分別回収を行いました。また、担当エリアを巡回しながら散乱ごみや放置されたリユース食器を回収し、会場周辺の環境美化に取り組みました。さらに、募金活動への協力を呼びかけ、活動への理解と支援をお願いしました。それぞれが役割を分担しながら活動に取り組み、祭り会場の環境美化に貢献するとともに多くの来場者に環境保全の大切さを伝えることができました。


 この活動を通して得た最大の学びは、「ごみゼロ」の実現には回収設備などのインフラ整備だけでなく、参加者一人ひとりの当事者意識が不可欠だということです。現場にエコステーションという回収の仕組みが用意されていても、分別ルールが守られなければ運営側に多大な負担がかかります。非日常の熱気の中で次々と発生する大量のゴミを目の当たりにし、私たちの消費行動の裏側にある環境負荷の大きさを痛感しました。伝統ある天神祭を持続可能な形で未来へ引き継ぐためには、イベントの主催者だけでなく、訪れる側も単なるお客様ではなく「祭りを構成する一員」として責任ある行動をとる必要があると深く理解しました。

 炎天下での活動は体力的に大変でしたが、来場者との交流を通じて人の温かさに触れる機会も多く、「暑い中ありがとう」「ご苦労様」と声をかけて、丁寧に分別へ協力してくださる来場者の存在が活動の大きな励みになりました。
 これまでお祭りを来場者として楽しむ立場でしたが、運営を支える多くの人々の存在を知ったことで視野が大きく広がりました。今回の貴重な経験を忘れず、今後は日々の生活の中でも自分が出すゴミのゆくえに関心を持ち、小さなことから環境への配慮を行動に移していきたいです。