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2026.08.19

【現代社会領域】基礎ゼミナールA・学外フィールドワークを実施(竹内 友章クラス)

 社会学部・現代社会領域の基礎ゼミナールA(竹内クラス)では、2026年8月6日、大阪府箕面市の「NPO法人暮らしづくりネットワーク北芝」を訪問し、フィールドワークを実施しました。
 暮らしづくりネットワーク北芝は、箕面市萱野の北芝地域を拠点として、地域の課題解決に向けた「暮らしづくり」の活動を支援しているNPO法人です。地域の人びとやさまざまな団体をつなぎながら、相談活動やコミュニティスペースを活用した取り組みなど、多様な活動を展開しています。


 当日は、スタッフの方々から北芝地域の歴史や、地域で続けられてきたさまざまな取り組みについてお話を伺いました。また、実際に地域を歩きながら、そこで暮らす人びとの生活と、地域の活動との関係について考えました。
 教室で「地域福祉」「まちづくり」「社会課題」といった言葉を学ぶことはできます。しかし、実際に地域を歩いてみると、そこには教科書だけでは捉えることのできない人びとの暮らしや歴史、さまざまな関係があります。学生たちは、地域にある「課題」だけを見るのではなく、地域のなかに蓄積されてきた人と人とのつながりや、住民自身が地域をよりよくしようとしてきた活動にも目を向けました。




 フィールドワークで大切にしたのは、一度訪れただけでその地域を「分かった」と考えないことです。地域の外から訪れる私たちは、目の前に見えているものだけで地域を評価するのではなく、「なぜこの活動が生まれたのか」「この場所にはどのような歴史があるのか」「誰の声が聞こえていて、誰の声がまだ聞こえていないのか」と問い続ける必要があります。
 今回のフィールドワークは、地域を単なる「見学先」としてではなく、そこで暮らす人びとの経験や実践から社会について考える貴重な機会となりました。今後のゼミでも、現場で生まれた疑問を教室に持ち帰り、文献や学生同士の対話を通して、さらに問いを深めていきます。