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2026.07.08

アカデミック・スカラシップ奨学生ほか、奨学金表彰式を実施

7月8日(水)昼休みに、アカデミック・スカラシップ奨学生(在学採用型)ほか各種奨学金の受賞者の表彰式を行いました。

アカデミック・スカラシップ奨学生の制度は、学部2~4年次生の学業成績・人物が特に優秀な学生を表彰するものです。
当日は、学部長の山﨑先生から賞状が授与されました。

そして、大学院学内進学奨励給付奨学金、大学院研究活動支援給付奨学金、大学院成績優秀者給付奨学金、外国人(留学生)特別奨学生と、大学院生向け奨学金の採用者にも、賞状が授与されました。

アカデミック・スカラシップ奨学生は、前年度1年間のGPA上位者を推薦します。どなたにもチャンスがありますので、ぜひがんばってみてください。

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今年も、アカデミック・スカラシップ奨学生採用者である、農学科4年生の則定 小百合さん・角田 晃一さんに、大学での学びや研究のお話を中心に伺いました。

・採用おめでとうございます。採用が決まった時はどんな気持ちでしたか。

則定:うれしかったです。ポータルサイトは毎日チェックしているので、採用結果もすぐ確認できました。

角田:友達に、結果出てるよ、と教えてもらいました。去年は応募したけれど採用されなかったので、よかったです。

・卒業研究はどのようなことをされていますか。
 
角田: 肥料としてケイ酸カルシウムを与えると、水稲のストレス耐性も上がり、熱に強くなったり、倒れにくくなる効果が確認されています。卒業研究では、水稲だけでなく、ケイ酸Caを使ったレタスの収量増加について調べています。

則定:夏野菜を材料に卒業研究を進めています。
野菜、特に葉菜類は保存中にビタミンCが著しく減少する場合が多いです。しかし、当研究室の先行研究で、収穫後の夏野菜は保存に伴うビタミンC含量の減少は緩やかであることが報告されています。そこで、その研究を私が引き継ぎ、夏野菜のビタミンC代謝に関わる酵素の働きについて研究しています。特に、ビタミンCの分解に関するアスコルビン酸ペルオキシダーゼ(APX)という酵素について研究しています。

・行き詰まったり、うまくいかなかったことはありましたか。

角田:1回目の栽培で、せっかくレタスを育てたのに、分析の間違いでデータが使えなくなってしまったのがつらかったです。そのような中でも、ケイ酸カルシウムを与えたグループの乾燥重量が多いという有意差のある数値が出ました。2回目でもケイ酸カルシウムの有無で数値に差が出るのであれば、確信が持てそうです。もちろん、今度は分析ミスが無いように頑張ります。

則定:夏野菜をプランターで栽培しているのですが、虫の被害が多かったり、成長が遅かったりしたので心配しました。
 また、酵素の抽出は初めて行ったので、酵素が失活してしまったり、うまく活性が測定できなかったりと、とても苦労しました。

・ふだんの学修で心がけていることや、良い成績をとるためにがんばったことはありますか。

角田:良い成績を取ろうとは思っていなかったです。授業がおもしろかったから、楽しんでいるうちに身についたのかなと思います。先生とも雑談含めよく話していました。博物館学芸員課程の科目で出会う文系の先生も、理系の先生とベクトルが違って、おもしろい話が聞けました。

則定:授業でわからないことがあった際は、先生に質問しに行っています。聞いたら先生は分かりやすく教えてくださいます。
また、収穫後生理学という授業(2年生で受講)がおもしろくて、先生の研究室まで質問しに行ったり、卒業研究の話などを聞いたりして、研究室を決めました。

・ちなみに、角田さんが研究室を決めたのはどんな経緯でしたか。

角田:2年の後期・3年の前期にオープンラボがあり、気になったところを見て回れます。
土壌研で「これがうまくいけば日本だけで肥料が循環できるよ」という先生の話に、夢があるなぁ、と心惹かれて研究室を決めました。

・これまでは宿題やレポートは授業後すぐに取り組むべき、と話してくれる学生が多かったですが、お2人はどうでしたか。

則定:1年生の時、レポートを書くのが苦手で、いろいろ調べすぎてぎりぎりになることもありました。感想や授業後コメントなどは、授業で聞いておもしろかったことなどを素直に書きました。私はどちらかというと、レポート課題よりも試験のほうが得意でした。
角田:レポートの書き方がわからなくて、最初にライティングサポートセンターに聞きに行きました。レポートは時間がかかるので、試験の科目と半々くらいでバランスよく履修するようにしました。
友達とも相談しながら、卒業要件や分野と、いつ履修できる科目かを考えて、先を見据えて履修計画を立てました。
あとは、授業は休まず行くことが大事ですね。

則定:教室の前方に着席するようにしていました。
角田:則定さんが、前の席にいるのはよく見えていました笑


・卒業後の進路について

則定:食品関係の一般企業です。ものづくりが好きなので生産職を選びました。

角田:元々、地元の建材メーカーに内定を得ていましたが、先日、ケイ酸カルシウムを作っている会社が募集を出していたので、おもしろそうだったので応募しました。
大学院も考えたけれど、自分には実験が合わないと思って就職を選びました。
就職先では、研究ではなく、肥料を広める部署で働く予定です。

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お話を伺う中で、お2人が学ぶことそのものを楽しんでいらっしゃったのが印象的でした。
下級生のみなさんも、ぜひ興味のある分野を見つけてみてください。


表彰式の様子①


表彰式の様子②


表彰式の様子③