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2026.08.28

新たな出会いと挑戦――台湾・国立中央大学NCU Summer Program 2026【R-Globe】

本学の学生2名が、2026年8月5日から18日にかけて、本学の協定校である台湾国立中央大学が主催する「NCU Summer Program 2026」に参加しました。
約60名の学生が集う国際的な環境の中で、参加学生は中国語の学習に取り組むだけでなく、現地の食文化や公共交通機関の利用、フリータイムでの街歩きなどを通じて、台湾での生活を体感しました。
以下に、参加学生によるレポートを紹介します。

〈台湾での留学生活について〉
私は2026年度NCU夏季留学プログラムに参加し、多くの体験と学びを得ました。
私は台湾という国に強く惹かれていて、過去に二回ほど台湾旅行に行っているのですが、そのころから「旅行者ではなく、生活をする者として台湾に滞在したい」という願望がありました。今回の留学プログラムでは短期ではありながらその願いが叶ったと感じています。
例年このプログラムが行われる時期、台湾では台風が多発します。今年は直撃こそしなかったものの、天候が荒れるとその影響を身近に感じました。そのため土日は台北へ観光に行く予定を変更し、やむなく自宅待機をしました。残念な出来事のように思えますが、好きなものを外帯(テイクアウト)して寮で同室の子とゆったり過ごす時間は、私にとって台湾で生活をしているという実感が湧くとても有意義なものとなりました。


〈交通手段について〉
国立中央大学は桃園市の中でも比較的閑静な場所にあり、遊びに行くときは、中壢や台北などの栄えたところに行くことが多かったです。そしてその時に欠かせないのが公共交通機関です。台湾では日本に比べると安価で公共交通機関に乗ることができます。しかし注意点がいくつかあります。まず電車ですがMRTという地下鉄はそのエリア内での飲食は禁止です。罰金を取られてしまうこともあるので夏の暑い日に飲み物を飲んでしまわないように気を使いました。次にバスですが時刻表通りに来ないことのほうが多いです。私は最終バスが30分以上早く出発して帰る手段を失いかけたことがありました。しかしそういう時にはタクシーを呼ぶのが便利です。台湾のタクシーも比較的安価で乗ることができ、運転手の方も親切な人が多いので滞在期間中は何度か利用しました。(文学部・I.A)


〈フリータイムの過ごし方について〉
台湾国立中央大学は桃園市内にあり、隣接する台北市やその周辺には總統府や龍山寺などの歴史的に重要な観光スポットが数多く存在するため、休日のフリータイムを利用して多くの学生が足を運んでいました。
私は主に台北101や士林にある國立故宮博物院を訪れました。
台北101は高さが508mにもなるタワーで、最上階から眺望が圧巻で、台北市内全域が見渡せる程でした。展望台では変わったウサギのキャラクターがお出迎えしてくれました。
國立故宮博物院では、台湾の文化史を辿る上で非常に重要な展示品が沢山見られました。
中でも、清の時代に翡翠で作られた白菜は一見の価値ありで、思わず見とれる精巧な作りでした。白と緑の堀分けが明瞭で、葉の上部にイナゴとキリギリスを冠しています。ガラス越しでも滑らかな質感が伝わってくる程でした。
この様に台北には様々な観光スポットがありますので、是非行ってみて下さい。





〈留学を通しての学びや心境について〉
今回のプログラムで一番衝撃であったのが、初対面での挨拶である「初次見面,請多關照」が台湾の人々に当初通じなかった事です。中国語は発音を大切にするため、どこか一箇所が間違っていても全く別の意味になってしまいます。頭では理解していても、最初の内は苦戦を強いられました。
しかし、NCUのチューターの方や屋台で働く方々の助けを借りて、問題を1つ1つ解消する事ができました。ここでもう1つ驚いたのが、現地の人々の語学力の高さ、コミュニケーション能力の高さです。NCUでチューターを務めている学生の方は、語学専攻でないにも関わらず、日本語、英語、中国語の3カ国語を殆ど遜色なく扱っており、一般の人々、例えば食堂で隣り合った若い夫婦や屋台の店主の方なども英語やあるときは日本語で気さくに話しかけてくれました。ひとの温かみに触れて居心地の良さを感じると共に、語学学習を一層頑張らなければならないと我が身を見つめ直す契機になりました。
また、講義で様々な課題に取り組む中で量詞の壁にも突き当たりました。これを克服するべく、大衆食堂やレストランに行く度、プログラムで知り合った他大学の学生らと、箸や椀を片手にして問題を出し合った事が、今では良い思い出として心に残っています。
これからも、台湾での経験を胸に決意を新たにして、TOEICやHSKなどに向けた語学学習に全力で取り組んでいきたいと思います。(農学部・K.R)