2026.09.04
「キャリア&ライフマネジメント」でAI時代の働き方とキャリアについてご講演いただきました。【経営学部】
7月8日、経営学部「キャリア&ライフマネジメント」では、株式会社TechBowl 取締役COO/CPOの杉本真二氏をお招きし、これからの働き方やキャリアについて考える講義を行いました。株式会社TechBowlは、エンジニア教育事業「TechTrain」を運営し、個人や企業、学校におけるIT・エンジニアリング教育とエンジニアの採用支援の双方に携わり、人材育成と採用の現場からIT人材を取り巻く変化を知る企業です。今回の講義には約160名の学生が参加しました。
講義では、企業側から見た新卒採用や、生成AIによって変化する仕事と求められる能力など、学生が普段とは異なる角度から「働くこと」を考える話題が取り上げられました。
なかでも印象的だったのが、「選ぶ」ことを、早い段階で業界や進路を絞ることではなく、将来自分で選べるように選択肢を広げていくこととして捉える視点です。就職活動の早期化が進むなかでも、大学生活でさまざまな人や仕事、学びに触れることの意味が示されました。
学生からも、これまでの考え方を捉え直したという感想が寄せられていました。
「就活では業界を早く絞らなければならないと思っていたので、『絞るのではなく広げる』という考え方が印象に残りました。いろいろな業界を知り、自分の選択肢を増やしていきたいです。」
「これまで就活は自分の強みを伝えるものだと思っていましたが、企業の側から考えると、『入社後にどのように活躍できるのか』を考えることが大切なのだと気づきました。」
「文系でもITやAIへの理解を持つことが、これからのキャリアの強みになるという話が印象に残りました。文系という枠組みにとらわれず、実際にAIを使いながら挑戦できる世界を広げたいと思いました。」
さらに講義では、近い未来から数年後まで、自分が「何をしたいか」を時間軸を変えながら考えるワークも行われました。将来の職業を今から決めるのではなく、自分の興味や可能性を広げながら、変化する社会のなかでどのように生き、働いていきたいのかを考える機会となりました。
また、今回の講義をきっかけに、TechTrainによる「スッシトレイン」を11月頃に実施することになりました。学生が実際にデジタル技術を用いて「文系」という枠にとらわれず、問題解決を通じて新たな学びや可能性を体験する機会とする予定です。
■杉本真二氏 経歴
京都大学大学院を卒業後、株式会社島津製作所でライフサイエンス系製品の研究開発業務に従事。海外開発拠点との共同開発プロジェクトを中心にソフトウェア開発およびプロジェクトマネジメントを推進。2023年に株式会社TechBowlへプロダクトマネージャーとして参画。同年執行役員CPOに就任し、2024年12月より取締役COO兼CPO。
*「キャリア&ライフマネジメント」は新しいキャリア教育の実践を目指して設置された新しい科目です。ゼミの選び方やライフキャリア、資産形成やセーフティネットなど大学生で触れておくべきキャリアの視点について取り上げます。