2026.09.14
サマーセッション科目「ものづくりの現場」で京都企業を訪問しました【経営学部】
経営学部の開講科目「ものづくりの現場」は、サマーセッション科目(夏期集中講義科目)の一つです。前期中の事前学習を踏まえて、夏期休暇中に現場実習を行います。
今年度は、京都企業3社を訪問させていただきました。
初日(8月25日)は、午前中に株式会社美十、午後からはHILLTOP株式会社を訪問しました。美十で「atelier京ばあむ」と「おたべ本館」をご案内いただきました。HILLTOPでは山本昌作相談役(前副社長)のご講演の後に、社内をご案内いただきました。
2日目(8月27日)は、株式会社イシダの滋賀事業所を訪ねて、午前中はレクチャーの後に工場見学をさせていただきました。午後からは龍谷大学経営学部の卒業生お二人との懇談の機会を設けていただき、参加した学生たちとの質疑応答が行われました。なお、イシダには林尚毅ゼミ(3年)の学生も一緒に参加しました。
2人の受講生の感想(一部)を紹介します。
今回の3社の訪問を通じて最も強く感じたのは、アプローチの手法は全く異なりなが
らも、最終的に顧客からの信頼・安心を獲得するという共通の目標に向かって各社が自
社の強みを極限まで磨き上げている点である。……
重要なのは自社の提供すべき価値は何かを見極め、データに任せるべき領域と、人が
介在すべき領域の最適なバランスをデザインすることである。この現場での気づきは今
後の大学での経営学や生産管理の学習において、理論と実態を結びつける非常に有益な
視点となる。表面的な効率性にとらわれることなく、本質的な価値を生み出すための仕
組みづくりについて今後さらに探求していきたい。
前期の事前学習、そして夏休みに行った企業訪問で京都のものづくり企業について学
ぶ中で、ものづくり企業は、「単に製品をつくって販売する企業ではなく、長年培って
きた技術や経験、人の力によって価値を生み出している企業である」ということを強く
感じた。
事前学習では、HILTOP やイシダをはじめとする京都の企業について学習し、今まで
知らなかった魅力的な企業と出会った。実際の企業訪問では、製品だけでなく、製造
現場の様子や社員の方の説明に接することができ、企業が長期的に成長していくために
は、技術力だけでなく、人材、組織、顧客との関係など、さまざまな要素が重要であ
ることをより具体的に理解した。
同僚の林尚毅さんは、「帰りに学生と打ち合わせをしたのですが、急に学生が大人になったような気がしました。企業訪問するとちょっと意識も変わるのでしょうね」と語っています。この発言を聞いて、「現場」の持つ魅力を再認識しました。
科目の実施にあたってご協力いただきました京都企業の皆さまに改めて感謝申し上げます。今後とも魅力的な京都企業について学ぶ機会を提供していければと思います。
(文責:細川孝)
山本昌作相談役のご講演(HILLTOP)
卒業生との懇談の様子(イシダ)