2026.10.12
訪中団学生レポート: 烏鎮で学ぶ歴史と文化、本場の食文化を体感【R-Globe】
訪中3日目の午前中は烏鎮を訪れ、中国の歴史や文化、人々の暮らしについて学んでいました。東柵では木造の門に石灰を塗って虫を防ぐ工夫や、男性が高所のシルクを取ることで勇敢さや能力を示した風習など、当時の人々の知恵や価値観に触れることができました。また、植物や動物を利用した伝統医学について学び、自然の力を活用して病気の治療に取り組んでいたことを知りました。医療制度が十分に整っていなかった時代の医師の苦労についても理解を深めることができました。
さらに、親族のみが利用できる建物では、屋根のない空間や室内の段差に、自然との共生や落ち着いた行動を重視する考え方が反映されていることを学びました。中国の伝統行事や刑罰についても理解を深め、日本との違いに驚く場面も多かったです。酒蔵では伝統的な酒を試飲し、歴史や文化を実際に体験する貴重な機会となりました。
昼食は杭州市内の中華料理店でいただき、唐辛子やスパイスの効いた料理を中心に、肉料理や魚料理などさまざまな料理を味わいました。中には非常に辛い料理もあったが、日本ではなかなか味わうことのできない本場の料理を楽しみながら、中国の豊かな食文化を肌で感じることができて、歴史や文化だけでなく、食を通しても中国への理解を深める有意義な時間となりました。
午後は京杭大運河を訪れ、地域ごとの強みを生かしながら国全体を支えてきた中国の歴史について学びました。政治の中心である北京と、農業生産力の高い杭州が運河によって結ばれ、それぞれの役割を果たすことで発展してきたことに感銘を受けて、地域が協力し合うことの大切さを実感する機会となりました。
記事作者:文学部 栗原輝紀