2026.10.15
訪中団学生レポート:自分で見て、感じて、語り合う~西日本大学生訪中団で得た一生ものの学び~総括会【R-Globe】
訪中団6日目(10月15日)② 総括会
訪中の最終日の午後からは嘉祥講堂にて、中国教育国際交流協会主催の「2026西日本大学生訪中団総括会」が開催されました。総括会では、各大学の学生で構成された合同チームが9班に分かれ、今回の訪中活動で得た学びや気づきについて、それぞれの視点から発表を行いました。
私のチームでは、訪問先の中でも特に印象深かった上海・西湖・烏鎮の3か所を取り上げました。上海では歴史的な街並みと近代的な高層ビル群の対比、西湖では豊かな自然と歴史、そして人々の暮らしの共存、烏鎮では伝統文化の継承と観光地化に伴う課題について、それぞれの体験や感想を交えながら発表しました。
今回の発表を通じて特に印象に残ったのは、同じ場所を訪れ、同じ景色を目にしていても、一人ひとりの着眼点や感じ方が異なるということです。自分にとっては何気ない風景であっても、ほかの仲間にとっては深い学びや感動につながっていることがあり、互いの考えを共有することで、一つの経験が何倍にも豊かなものになるのだと感じました。
また、ほかのチームの発表も個性にあふれており、自分たちとは異なる視点から中国の歴史や文化、社会について考えることができました。今回の訪中活動は、単に中国の名所を訪れるだけではなく、実際に自分の目で見て、現地の人々と交流し、仲間と意見を交わすことで、それまで知らなかった中国の姿に触れる貴重な機会となりました。
振り返れば、この数日間で得たものは、訪れた場所の数や学んだ知識だけでは決して測ることのできないものばかりでした。異なる大学から集まった仲間たちが、同じ時間を過ごし、それぞれの経験や価値観を共有できたことは、私にとって何物にも代え難い財産です。今回の総括会は、これまでの旅を振り返ると同時に、そこで得た学びや出会いを今後の人生にどう生かしていくかを考える、大変有意義な時間となりました。
午前中に訪れた万里の長城では、長い年月をかけて築き上げられた建造物から先人たちの知恵や努力を感じ、午後の総括会では、仲間たちとの交流を通じて多様な価値観や考え方に触れることができました。歴史や文化を学ぶことも、人との出会いを通じて視野を広げることも、どちらも実際にその場所へ足を運び、自分自身で経験したからこそ得られたものだと思います。
このような貴重な学びと出会いの機会を与えてくださった中国教育国際交流協会の皆様をはじめ、現地のスタッフの方々、引率の先生方、そして共に時間を過ごした仲間たちへの感謝を忘れず、今回の訪中活動で得た経験を、これからの自分自身の成長につなげていきたいと思います。
記事作者:先端理工学部 伊東樹生