Need Help?

News

ニュース

2018.06.25

2018年度 アカデミック・スカラシップ奨学生(在学採用型)授与式を実施しました。【文学部】

3・4年次授与式(大宮学舎)


2年次授与式(深草学舎)

2018年6月22日(金)12:30―

本学では、学部2~4年次生の学業成績・人物が特に優秀な学生を対象に「アカデミック・スカラシップ奨学生(在学採用型)」の制度を設けています。
2018年度は66名が採用され、このたび表彰状授与式が実施されました(6月22日に深草学舎にて2年次生、同日大宮学舎にて3~4年次生を対象に実施)。
深草学舎では安藤 真次郎 学生生活主任から、大宮学舎では安藤 徹 文学部長から賞状が授与されました。
賞状授与後、
安藤学生生活主任から、
「スペイン文学で一番有名な人をご存じでしょうか。セルバンテスです。約400年前に『ドン・キホーテ』というスペイン文学最高峰の長編作品を残した人です。そのセルバンテスはこういう言葉を残しています。Tres cosas hacen a los hombres discretos: letras, edad y camino.<三つの事柄が思慮深い人間を作る。それは文学、年齢、そして道である>という言葉です。人間が思慮深くなるには、まずみなさんの学んでいる文学、そして次に年齢を重ね多くのことを経験することが必要になります。ドン・キホーテは、遍歴の騎士として旅をした人ですので、最後の「道」を「旅」という言葉に置き換えることができるでしょう。より成熟した大人になるためには、座学とともに、外の世界にも目を向け、実際に旅に出かけて行くことも必要でしょう。」

また、安藤学部長からは
「皆さんのこれまでの努力の成果が現れた結果です。単に頑張りました、というだけではなく、他の学生の目標となってほしいという思いを込めて授与いたします。植物は、成長点がどこにあるかで、大きく2つに分けられます。ひとつは、先端であり、上へ伸びる植物。もうひとつは、根元であり、下から押し上げ、株を増やして伸びていく植物。「株を増やして伸びる」=「友達にも影響を与える」という意味で、皆さんにその後者として、その役割を担っていただきたく、大いなる期待をしています。」

とのお祝いの言葉が贈られました。

奨学生には給付対象者となったことを励みに、より一層の飛躍を期待しています。


大宮学舎授与式


深草学舎授与式