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2018.06.28

文学部卒業生の活躍(ADK America Digital Project Manager Roy Nagasawa ) 【文学部】

左から、入澤 崇 学長、Roy Nagasawaさん、安藤 徹 文学部長

2018年6月22日(金)に文学部英語英米文学科2002年度卒業のRoy Nagasawa (長澤 亮平)さんが本学を訪れ、安藤 徹 文学部長と対談をいたしました。

長澤さんは本学在学中から英語の勉強に励み、卒論を海外の大学で取り組むなど、積極的に活動してきました。本学を卒業後、ジョージアサザン大学院でスポーツ経営学を学び修士号を取得し、2007年から2011年にはNBAのニュージャージ-ネッツの企画セールスを担当し、チケット年間売上一位を獲得しました。現在はADK Americaに勤務し、タイムズスクエアカウントダウンイベントのディレクターなどを経験されています。

第一志望入学でなかったが、龍谷大学の入学式で決意されたことは、4年後、いきなりプロとして通用する力を身につけよう、それは自分自身にとっては英会話であったとのこと。
入学式の帰りに、その足で英会話教室に入会し、最初は「こんなにもできないのか」という恥をかいたが、それが重要であったそうです。いつもひとつ上のクラスに入れてほしいとお願いして、大学に通う以上に英会話教室に通った学生時代であったようです。絶対に「快適ゾーンに入らないこと」を決めて、ひたすら英会話力を磨いていたそうです。

大学3回生で卒論以外の単位を全て取得、4回生で留学先から卒論の遠隔取得ができないかと何度も教務課に通い要望され、最初はそのような制度がないとの対応であったが、結果としてそれを文学部で認めていただけたとのこと。遠隔指導の本制度ができるきっかけになりました。

アメリカにいったきっかけは、自分がバスケをしていてNBAに憧れていたことをしっていた母親に、「そんなに好きだったらいってくれば」と背中をおしてもらえたことだったそうです。

長澤さんは、自分の目標や野望を達成するために必要な要素についてご自身の経験談を交え、「自分の未来を切り拓くには4つのポイントがある。“競争を好きになること” “環境の質を常に自分で上げていくこと” “レールに乗って走る新幹線にはならずに、自ら開拓するブルドーザーになること” “Who are you?という質問に答えられる自分になること” これらを意識し行動することで、自分の道を開拓してきた。」と語りました。

その内の1つ「新幹線ではなくブルドーザーになってほしい」とは、日本の教育は敷かれたレールの上をいかに速く走れるようにするかという方針の様で、優秀な大学を出ている人は特にそのように教育されていて、速く速く走ることが大切であるとされている。アメリカでは、自分の役割は何か。レールがないところを切り拓いていくブルドーザーの役割であり、自分の役割を開拓していける人間も作っていけるところである。と説明いただいた。

そして、「大学在学中には龍谷大学の良さに気付いてはいなかったが、時間が経った時にその素晴らしさに気付くことができた。何よりも、卒業後の自分の活動を理解、評価してくれて、このような対談の場に招いていただけることに感謝している。」とも述べられました。

安藤文学部長からは、長澤さんが海外の第一線で活躍されていることを入澤学長もたいへん喜んでおられ、ご紹介する場を遽設けることができたことは大変良かったです。今度はぜひ文学部において、文学部の学生たちにむかってご講演いただける機会を願っております。また日本にお戻りになる際にはぜひお知らせいただき、そして、お力をお貸しください。と対談されました。

長澤さんのさらなるご活躍を心からお念じ申しあげます。

【参考】
  ※文学部は、特色ある11学科・専攻で構成されています。
    文学部  真宗学科 / 仏教学科 / 哲学科(哲学専攻・教育学専攻)
         臨床心理学科 / 歴史学科(日本史学専攻・東洋史学専攻・
                     仏教史学専攻・文化遺産学専攻)
         日本語日本文学科 / 英語英米文学科

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