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2018.09.13

ポートランド州立大学との国際CBLプログラム2日目【政策学部】

 ポートランド州立大学での国際CBLプログラム2日目です。2日目の実施内容及び2日目プログラムを終えて学生の学びレポートをご紹介します。

9月11日(火)
■午前
 机の上に立って教室を見渡し大声で叫ぶという、ちょっと変わったエクササイズを行いました。このエクササイズを通して、同じ場所でも異なる視点から見渡した時には見方が異なることを学び、また、みんなの前に立って大声で叫ぶことで自信をつけることができました。



 昨日のまちあるきで撮った写真を共有し、英語で説明を行いました。その後、グループワークでは「コミュニティとは何か?」ということを話し合い、英語で発表しました。







■午後
 ポートランド州立大学の"Learning Gardens Laboratory"を訪問し、ここで取り組まれている持続可能な食糧システムの開発、農業を通した教育プログラムの展開、農業を通した市民参加の仕組みについて学びました。







■学生からのレポート
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[政策学部3年生 藤本哲]
 2日間を終えて、文献だけでなく実際に現地に行く大切さを実感しています。私は事前学習などでポートランドがなぜコンパクトシティと言われているのか、まち並みの形成の成り立ちなどを文献などで学んでいたためある程度は知っているつもりでした。しかし、ポートランド州立大学のピーター教授や畑を運営している方による講義や実際にまちの細部を自分の目で確かめてみると、文献で学ベたことよりももっと深くポートランドの魅力やまちの細部の魅力を理解することが出来ました。逆に、文献と実際に感じたポートランドとのギャップも存在し、もっとたくさんの場所に行き学びたいと思いました。
 また、朝9時ごろから17時までプログラムの内容がぎっしり詰まっています。時差ボケや疲れなどもありますが、自由に行きたいところにいける時間は限られているため、放課後は門限ギリギリまでポートランドのまちに出ています。新しい場所に自分たちで調べて行くことやそのまちを感じる日々はとても楽しく、日本では感じることのできない刺激的な生活を送っています。
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[政策学部3年生 楠本梨乃]
 ポートランド国際プロジェクト2日目を終えました。今日は、まず最初に自分たちに自信をつけることから始まりました。机の上に立って大声を出すことは日本では滅多にありませんが、これをキッカケに私たちは少し自信がつき、何事も積極性が大事であることを学びました。
 午前中の内容としてはピーター教授と一緒に昨日の課題のフィードバックを行いました。英語で説明することにかなり苦戦しましたが、自分の思いをなるべく明確に伝えられるよう、頭をフル回転させました。
 午後は実際にラーニングガーデンでフィールドワークを行いました。人間と自然の間には深い関わりがあることを体で感じることができました。特に印象に残っている単語は"compact"です。密集しているからこそ多様性が生まれ新たなコミュニティが誕生する。これは農園に限らず、あらゆる場面で見られるものだと思いました。多国籍国家のアメリカにとって自分と相手の違いを認めることは重要で、それが当たり前なのだと思いました。
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                                     以上