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2018.09.25

サンフランシスコフィールドワーク 国際CBLプログラム6日目-1【政策学部】

 国際CBLプログラム6日日です。6日目は、サンフランシスコでのフィールドスタディを行いました。6日目の実施内容及び学生の学びレポートをご紹介します。

9月16日(日)
 本日はサンフランシスコのフィールドスタディで、サンフランシスコのまちの魅力を探っていきました。最初にサンフランシスコの再開発地区について説明を聞き、サンフランシスコのダウンタウンからケーブル・カーで移動し、ギラデリ・スクエアを訪問しました。ギラデリ・スクエアは、チョコレート工場を再開発して、商業施設へと転換させた有名な事例です。都市部の経済的価値が高い場所を工場から他の用途へと転換させる意義、サンフランシスコという都市に及ぼした影響について考える機会となりました。
 その後、ギラデリ・スクエアからは徒歩で移動しピア39へ訪問しました。ピア39は埠頭を商業開発した都市プロジェクトです。開発当時は小売りとエンターテイメントを融合させるという新しいコンセプトで大きな注目を浴びました。ピア39からは、坂道をのぼり、サンフランシスコの丘の一つであるコイト・タワーを訪問し、周辺の自然環境が非常に美しく、豊かなサンフランシスコの都市を展望しました。ピア39からは、急な崖の階段を下り、フェリー・タワービルディングを訪問しました。フェリータワービルディングは、対岸へ向かう船の発着場ですが、ビル内は地元の方々向けの魅力的な店が並んでおり、最後にはグループに分かれてダウンタウンで買い物などを楽しみました。

■ 学生からのレポート
[政策学部3年生 上木原大基]
 ポートランドからサンフランシスコへと移り服部先生の案内の下、サンフランシスコの市街地再開発事業についてフィールドを歩き学びました。ギラデリチョコレート、ピア39を訪れて再開発の事例を紹介して頂き、当時の雰囲気を残しつつ、工場や港の倉庫から商業地へと変遷した経緯などについて教わりました。この取り組みでは街並みを維持しつつ、時代に合わせたまちづくりを行われたという点が大変興味深かったです。
 その後私は先生に案内して頂き、別の地区の再開発事業も見学しに行きました。バスターミナルの屋上を空中庭園へとした『sales force park』は摩天楼の中にありながらも、広場や子供の為の出張図書館が無料で提供されており、公共空間であることが感じられました。こういった公園がアメリカでは数多く、日本には少ないと思うので見習うべき所であると思いました。
 国際CBLプログラムも明日で最後なので最終日もしっかりアメリカのまちづくりについて学んでいこうと思います。
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[政策学部3年生 浅海ほのか]
 今日はサンフランシスコから始まりました。私はサンフランシスコに行くのは初めてで、ポートランドで学んだことと比較しながら過ごしました。印象的だったことは、ケーブルカーに乗ったことで、住民のあしとなっていたポートランドの電車との違いを感じたことです。サンフランシスコのケーブルカーは観光客でいっぱいで、ポートランドは住みやすい町、サンフランシスコは観光地、と表される意味がわかった気がしました。しかし、街並みには緑や、近くには海や川や山があり、自然をとても身近に感じられることは共通点だと感じました。
 また、工場や倉庫を商業施設として再開発された建物をみて、今では日本でもそのような施設はありますが、その先駆けだったと思うと感慨深かったです。そのほかの様々な整備も元々は住民のために行ったことが、今となって、観光地として知られていることを知り、サンフランシスコに来て実際に感じることができて良かったなと思いました。
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[政策学部2年生 谷本れい子]
 今日はサンフランシスコで行きはケーブル・カーに乗り、色々な場所に訪れました。まず最初にチョコレートで有名なギラデリ・スクエアを見学しました。ギラデリ・スクエアはチョコレート工場を再開発し、商業施設に作り変えた場所ということで街に人が多く集まっていました。私はお土産にその有名なチョコレートを買いました。次にピア39に訪れました。ピア39も商業開発を行った場所であり、どこを見てもお店がたくさん並んでおり、 歩いていてとても楽しかったです。また、日本では中々見ることができないセイウチの群れを見ることができ、貴重な写真を撮ることができました。
 次は少し坂を登ったところにあるコイト・タワーの周辺を散策しました。コイト・タワーには登ることができなかったのですが、その周辺からサンフランシスコの綺麗な街並みと海を見ることができました。ポートランドとサンフランシスコを訪れてみて、ポートランドは自然が多く落ち着いた雰囲気でしたが、サンフランシスコは人が多く賑やかな雰囲気であり、それがサンフランシスコの都市の魅力であると思いました。