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2018.09.26

福知山プロジェクト合宿「ふくちやま次世代交流ワークショップ」にファシリテーターとして参画【政策学部】

 2018年9月16日(日)~18日(火)に福知山市まちづくり推進課主催の「ふくちやま次世代交流ワークショップ」で、政策学部の「政策実践・探究演習(国内)」福知山プロジェクト(担当教員:只友 景士教授)の学生と福知山公立大生が、市民の話し合いのファシリテーターとして参画しました。本プロジェクトの取組は、今年で5年目となります。
 初日に行われた参加市民向けの事前説明会では、主に福知山プロジェクト2回生が企画と総合司会を担当し、只友先生の講演と学生の寸劇により、本ワークショップの趣旨・グランドルールなどをわかりやすく参加者に伝えました。さらに、当日の話し合いがスムーズにいくよう、参加者交流ワークショップで雰囲気づくりを行いました。


総合司会も学生が担当


只友先生の講演


良い話し合いについて寸劇で説明

 ワークショップ当日は、世代ごとの無作為抽出により集まった市民が、各グループ6名程度に分かれ、まちづくりに関し深い議論を行いました。ここでは2A生(プロジェクト履修2年目の学生)たちが中心となって企画をし、ファシリテーター(話し合いの進行役)、グラフィッカー(意見を模造紙に書き出しながら話し合いを構造化していく役)、アシスタント(ファシリテーターの補助役)の計3名が1チームを結成し、6グループの話し合いをリードしました。全体の場では、福知山公立大学の杉岡先生の司会の下、各グループから出た意見を全体で共有しました。その際、政策学部生3名のグラフィッカーが発表された意見を模造紙にまとめていき、話し合いの可視化を行い参加者から注目されました。また、事務局担当の学生は、市役所の方とともに受付、駐車場誘導、お弁当販売等を担当しました。こうして参加学生全員が自分の役割を積極的に遂行しながら2日間の日程を終えることができました。
 日常の講義の中では体験できない生きた現場において、学生たちは、多様な年代の参加者の意見をいかに引き出すか、どうすれば議論が深まるかといった課題に直面し、充実した学びの時間を過ごし、一段と成長したのではないでしょうか。福知山公立大及び市役所の担当者とのふりかえりミーティングでも、現場での課題を出し合い、今後どう学びを深めていくのかを共有することができました。後期からの学修にこの貴重な経験を活かし更なる成長を期待します。

■リンク
 只友 景士教授紹介ページ


グループごとの話し合い


全体発表で共有


全体共有された意見を可視化


ふりかえりミーティング


参加者・スタッフ全員で