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2018.11.09

【ゼミ活動紹介】経済学部 西川芳昭ゼミが久留米大学経済学部 冨吉ゼミと合同合宿を実施

多くのゼミ(演習I/II)は、学内外で様々な活動を行っています。
ゼミ活動とはどのようなものなのか、その一端を紹介するために、経済学部国際経済学科の西川芳昭教授(演習テーマ:農業・資源経済学)のゼミが実施した他大学ゼミとの合同合宿の内容を報告いただきました。

経済学部西川ゼミでは、私たちが日ごろ食べているものを通じて、社会を良くする方法について社会科学の手法を用いて考えることを目的としています。その一環として、11月3日から4日にかけて福岡県にある久留米大学経済学部地域農業論ゼミ(冨吉満之准教授)との合同合宿をあうる京北ゼミナールハウスなどで実施しました。

初日は、京北地域にIターンで就農された耕し歌ふぁーむを訪問し、地域農業の状況・新規就農の魅力と課題等についてお話を聞き、その後京都市京北合同庁舎において天野和之京北農林業振興センター所長から地域の農林漁業の歴史と現状について話を伺いました。

初日の夜は担当教員の研究紹介と学生の交流、2日目は各ゼミの研究発表交流を行い、相互評価で優秀賞を決定しました。みかん(龍谷)いちご(久留米)お酒(久留米)チョコレート(龍谷)ラーメン(久留米)など、様々な食べ物の研究報告が披露されました。優勝者には、地元道の駅ウッディ京北で5000円相当の買い物をする権利を副賞として授与され、地域経済へちょっぴり貢献もしました。

今回初めての試みでしたが、両大学の学生ともに違った地域で近接分野を学んでいる学生に出会ったことに新鮮な刺激を受けたようで、今後も全国の経済学部で食と農・地域振興について学んでいるゼミとの交流を進めていきたいと考えています。


耕し歌ふぁーむで経営者の松平氏、山本氏から話を聞く両大学学生


耕し歌ふぁーむで農薬を使わない野菜についた害虫を観察する両大学学生


合同庁舎で天野京北農林業振興センター所長の話を聞く


あうる京都での研究発表を行う西川ゼミ学生


京北ふるさと祭りに展示されていた地域産品