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2018.11.20

経営学部特別講義「我が社の経営と京都」において中西印刷株式会社 中西代表取締役社長にご講義いただきました。

11⽉13⽇に⿓⾕⼤学・経営学部で開講している特別講義「我が社の経営と京都」において中西印刷式会社 代表取締役社長 中西秀彦氏による講義が⿓⾕⼤学深草学舎において⾏われました。講義では、会社の歴史や印刷技術の変遷、また京都の伝統と革新について等、受講生にお話しいただきました。

中西印刷の創業は1865年(慶応元年)にさかのぼり、以来150年以上京都で老舗の印刷会社として、今なお進歩を続けておられます。印刷技術は、木版印刷~活版印刷~平版印刷、そして現在はオンデマンド印刷へと移行していますが、中西印刷は4つの印刷方式を経験した唯一の会社とのことです。また、大正時代に活版専業として京都の印刷文化の中心にあり、活版の職人達が活躍されていたそうです。講義内では、実際に活版に使われていた鉛活字を実際に見せていただくこともでき、受講生達は貴重な体験もさせていただきました。

この特別講義は、すぐれた京都企業から総合的に学ぶために経営学部に設置された特別科⽬です。学⽣が優良京都企業がどのような経営を実践して現在に至っているか、経営者による連続講演を通して企業経営の実際的理解が深められることを講義⽬標としています。(担当教員 細川 孝)