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2018.11.20

【学科紹介】ワークショップ「詩のめざす音、詩の朗読のめざす音」を行いました。(哲学科教育学専攻・堀田悟史先生)【文学部】

 文学部の授業風景はどのようなものなのか、その一端を紹介するために、文学部哲学科教育学専攻の堀田悟史先生が実施した内容を報告いただきました。

 11月6日の国語科教育法Ⅱの授業で、詩人の山本純子先生を講師に迎え、ワークショップ「詩のめざす音、詩の朗読のめざす音」を行いました。当日は、受講生だけでなく、昨年このワークショップを経験している4回生もたくさん参加をしてくれました。
 大学では書かれた言葉を深く考える機会は日常的に多いのですが、人間が発する言葉、音(息)と表現の関係を考えることはあまり多くありません。テクストの理解につながる音(息)の理解、朗読へ導く音(息)の理解を実感し、深めてもらう機会になったと思います。授業後の感想には、「ワークショップを通して『楽しい授業』や『主体的な学び』『生徒自身による気付き・実感』が得られるような授業がやっぱり楽しいなと思いました」とありました。
 授業の作り方や文学教材の理解・分析の深まりに役立ってくれることを祈っています。

 山本純子: 詩人・俳人。俳句グループ「船団」所属。鬼貫青春俳句大賞の選考委員を務める。詩壇の芥川賞とも言われる第55回H氏賞(2005年)を詩集『あまのがわ』で受賞。多数の詩集・句集の著作があり、本年10月には、詩集『きつねうどんをたべるとき』を上梓。


講師:山本純子先生