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2018.12.06

国際文化実践プログラムⅡヨーロッパ文化研修を紹介【国際学部】

国際文化学科必修科目の国際文化実践プログラムにおいては、年度により異なる様々なプログラムが用意されていますが、その中の1つである人気のヨーロッパ文化研修を紹介します。
2016・2017年度はイギリスのロンドンにおいて文化研修を実施しました。
過去のロンドン研修においては、約2週間の研修を通して、英国および世界の歴史と文化を学ぶとともに、世界の芸術文化の多様性とその中にある共通点を直接自らの目を通して知ることで多文化交流の深い理解を促すことを目的に、前半はロイヤル・オペラ・ハウス、グローブ座、カムデン・タウン、ウェスト・エンドなどにおいて、現代英国の演劇やポップカルチャーのパフォーマンスを体験的に学修し、後半においては、大英博物館、大英図書館、V&A美術館、アシュモリアン博物館などを見学し、アジア、アフリカ、ヨーロッパ、中南米から収集された美術品の理解を深め、文化の多様性を視覚的に感じました。

■これまでロンドン研修に参加した学生からのコメント
Aさん「私はジェンダーについて興味・関心があり、トラファルガースクエアの歩行者用信号機のデザインがとても興味深く、貴重な出会いだった。 ♂♀の記号が様々な方法で組合わさったデザインで、ロンドンの中心部、人が多く集まる場所で、必ず目にする信号機に盛り込むという方法により、日常の何気ないシーンからジェンダーについて考えるきっかけを与える素敵なデザインを学べた。」

Bさん「この研修において特に貴重な体験だったと感じる点は、大英博物館に行くことが出来た点です。大英博物館は世界最大の博物館のひとつであり、数多くの展示物を収蔵しています。私たちが滞在したホテルが博物館の近くに位置していたこともあり、普通は一日で見終わることが不可能と言われるこれらの展示を数日かけてほぼ全て鑑賞することが出来たのは、今回の経験の中でも特に二度とできないものだったと感じています。」といった感想もあり、大変満足のいく研修となっています。





昨年度のイギリス・ロンドン研修の様子

 なお、2018年度はイタリアにおいて文化研修を実施予定となっており、本研修では、イタリア各都市の様々な時代の芸術・文化に触れることを目的とし、ミラノ、ヴェネチア、フィレンツェ、アッシジ、ローマに訪問予定です。例えば、ミラノ大聖堂やダ・ヴィンチ作の世界の至宝『最後の晩餐』の壁画を擁するサンタ・マリア・デッレ・グラチエ修道院、ヴェネチアでは、ビザンツ様式からバロック様式までの複数の建築様式が混在する世界でも珍しいサンマルコ大聖堂やヴェネチア大学を訪問し、日本漫画研究で知られる現地教員によるワークショップを体験なども行います。

国際文化実践プログラムの詳細はシラバスにおいてご確認ください。https://capella.ws.ryukoku.ac.jp/RSW/SYLD110Init.do
※ただし、年度によってプログラム内容や実施有無が異なりますのでご注意ください※