Need Help?

News

ニュース

2018.11.23

【学科紹介】英語学卒論研究発表会を開催しました。(英語英米文学科・塩田英子先生)【文学部】

塩田ゼミ4回生

 文学部の授業風景はどのようなものなのか、その一端を紹介するために、文学部英語英米文学科の塩田英子先生が実施した内容を報告いたします。
 
 文学部 英語英米文学科 英語学 塩田ゼミでは毎年恒例の3・4回生合同卒業論文研究発表会を開催しました。

 「3・4回生合同卒業論文研究発表会」は今年で3回目。当日は15名の4回生が配布資料とパワーポイントを用いて後輩たちにそれぞれの研究を熱く語りました。
 
 発表会には3・4回生はもちろん、英語学に興味のある2回生も参加。熱心にメモを取りながら、先輩たちのプレゼンテーションに聞き入っていました。
 
 塩田ゼミでは英語のジョークやポライトネス、共感覚表現、ことばとジェンダー、字幕翻訳、ことわざの翻訳、発話の間接性などさまざまなトピックに語用論的観点からアプローチしています。ハリーポッターのイギリス版とアメリカ版の比較翻訳やWeb広告、映画『タイタニック』『プリティ・プリンセス』『ミセス・ダウト』など幅広い題材からの用例を分析した、ユニークな研究が盛りだくさんの発表会となりました。

 4回生は、これからいよいよ研究の大詰めを迎えます。研究発表会をひとつの区切りとして4回生は卒業論文の完成、3回生は卒業論文のテーマ選定に取り組んでいきます。


発表会参加者


和田 結里朱さん「日本にまつわるエスニックジョーク ―関連性理論の観点から―」


砂坂 淳史さん「Web広告の分析 ―バナー広告を例に― 」


金田 大空さん「表意と推意に関わるジョーク・ユーモアについて ―関連性理論の立場から―」


土川 雄大さん「Harry Potterの翻訳分析 ―英・米語版の比較を通して―」