2018.12.19
第2回文学部コモンズカフェを開催しました。(哲学科哲学専攻 山口雅広 先生)【文学部】
2018年4月より大宮学舎東黌にラーニングコモンズが設置され、学生や教員との相互交流を含めた多様な学びの形が可能になりました。そこでお昼休みを利用して龍谷大学内外の研究者をお招きし、最先端の研究内容をわかりやすくお話ししていただくカフェイベントとして、文学部コモンズカフェを開催致しました。
第2回文学部コモンズカフェは、2018年12月18日(火)12:25~13:05に、哲学科哲学専攻 山口 雅広 専任講師より、「美を知ることにはどのような意味があるのか?」と題して開催されました。定員を超える人数となり、サンドイッチを食べながら、普段の講義とはすこし違った気楽な楽しい学びの場となりました。
おわりに、美の根本問題として、今回のテーマである「美を知ることにはどのような意味があるのか?」について、二つの哲学的な回答例があげられました。
(プラトン)<美そのもの>を見られれば、最善の生き方を送れるようになる。
(ショーベンハウアー)芸術、特に音楽が提示する美に共鳴できれば、この世の苦しみから解放される。
美については、哲学のみならず仏教や文学等においても興味深いテーマであり、多くの意見や質問が活発になされ、新たな「知」の発見ができました。
アンケートでは、「継続して欲しい」という多くの声をいただきましたので、来年度もラーニングコモンズを活用したさまざまな企画を考えてまいります。
日 時:2018年12月18日(火)12:25~13:05
会 場:龍谷大学大宮学舎 東黌2階ラーニングコモンズ
講 師:哲学科哲学専攻 山口雅広 専任講師
テーマ:「美を知ることにはどのような意味があるのか?」
対 象:文学部生、文学部教職員
定 員:20名