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2019.02.05

子どもと食をめぐる問題について~社会の視点から考える~ 食と農の楽しさを伝えるWEBマガジン「Mog-lab(もぐらぼ)」 で問題提起 龍谷大学社会学部現代福祉学科 山田 容 准教授

 大手コンビニが子ども食堂を始めるなど、近年、子どもと食をめぐる問題について、様々なところで取り上げられてきました。長く子どもの虐待問題に関わる山田容准教授が、「子どもと食をめぐる問題について」食と農の楽しさを伝えるWEBマガジン「Mog-lab(もぐらぼ)」 で問題提起しました。

<Mog-labについて>
・農学部を有する龍谷大学では、大学の教育だけでなく、一般生活者の皆様にも食や農業関連の関心を高めていただくことを目的に、当サイトを通じて、より気軽に関連情報に触れていただける情報発信を進めています。
・旨味研究の第一人者で様々なメディアで執筆している、伏木亨龍谷大学農学部教授(日本料理アカデミー理事。日本農芸化学会賞受賞。飯島食品科学賞受賞。紫綬褒章受賞等)のコラムも定期掲載。

【記事のポイント】
・家庭の「食」は子どものカラダとココロを育む基盤になる
・餓死、偏食、口腔崩壊、孤食…子どもを脅かす、食をめぐる問題
・家庭の問題を、社会の視点でみることが改善への手がかりになる

 家庭での「食」は、子どもの体だけでなく、心を育む基盤になります。餓死、偏食、口腔崩壊、孤食など、子どもを脅かす、食をめぐる問題はたくさんあります。家庭内での子どもの食の危機は、見えにくく、深刻化していきましたが、ここ数年、子どもの貧困がクローズアップされ、満足に食べられない子どもがいる、ひとりであるいは子どもだけで食事をしている子ども達がいるという実態が報道され始めました。
 子どもの食の問題は、親へ怒りをぶつけ、指導や教育を迫るだけでは解決しません。まずは、家庭だけの問題として捉えず、少し社会的な視点を重ねてみることも必要でしょう。食にとどまらず育児そのものを家庭にのみ任せて良いのか、あるいは背負わせすぎていないのか考える契機になればと思います。(全文は、Mog-labをご覧ください)
 「子どもと食をめぐる問題」第二弾では、家事や育児につまずきを感じる親にフォーカスをあて、課題解決の方法を探ります。子ども食堂についても触れ、今後の展望について、記載する予定です。

<執筆教員のプロフィール>
山田 容(やまだ よう)

龍谷大学 社会学部 現代福祉学科准教授
同志社大学大学院社会福祉学専攻修了
民間企業、短大講師等を経て、2006年より現職

主な活動
・滋賀県内複数の要保護児童対策地域協議会委員
・虐待対応支援者へのスーパービジョン
・福祉施設、相談機関の職員研修講師



Mog-labサイトはこちらから

サイトURL : https://mog-lab.com/ 
Twitterアカウント:https://twitter.com/mogmoglab 
Facebookアカウント:https://www.facebook.com/moglabcom/ 

問い合わせ先 : 龍谷大学 学長室(広報) 担当 橋本 Tel 075-645-7882