2019.02.08
外国人介護士の受け入れと定着には何が必要か 研究セミナー「現場から見るフィリピン人介護士の養成と就労の課題」を開催 2月15日(金)13:30~ 龍谷大学深草キャンパスにて
【本件のポイント】
・入国管理法などの改正により、外国人介護士の受け入れ形態が多様化。介護労働市場への影響や新たに生じた課題を現場の声を踏まえつつ議論を実施
・実際に介護留学生を雇用および養成する側から、現場での期待や不安、そして今後考えられる課題について報告。また、介護留学生へのアンケート調査やインタビューを通じて、彼らの日本での就学・就労についての動機や抱負、抱えている不安や実際の問題を紹介
・外国人介護士の中でも、とりわけフィリピン人のより円滑な受け入れと定着について何が必要かを考察
入国管理法などの改正により、外国人介護士受け入れの形態が多様となり、在日フィリピン人、経済連携協定による介護福祉士(候補者)、介護留学生に加え介護技能実習生の来日も可能となりました。
日本のステークホルダーにとっては、外国人介護士の活用による労働不足の緩和に強い期待を寄せることができるものの、同時に、不安も増しています。
今回の研究セミナーでは、今までの現場の取り組みに着目し、その成果と課題を報告してもらい、外国人介護士、とりわけフィリピン人のより円滑な受け入れと定着のため何が必要なのかを一緒に考えます。
1.日時 2019年2月15日(金) 13時30分~17時00分
2.場所 龍谷大学 深草キャンパス 和顔館4階会議室1
3.テーマ
現場から見たフィリピン人介護士の養成と就労の課題
—外国人労働者受け入れ増加の時代を迎えて—
4.報告者
田中 優子 氏 (外国人人材育成コンサルタント)
カトリーナ・ナボーロ 氏 (京都大学 アジア・アフリカ地域研究研究科 博士後期課程)
久保田敬子 氏 (中部大学 看護実習センター 元センター長)
鈴木有理佳 氏 (ジェトロアジア経済研究所 主任研究員)
& マリアレイナルース・カルロス (龍谷大学 国際学部 教授)
5.主催 龍谷大学アフラシア多文化社会研究センター
6.共催 龍谷大学国際社会文化研究所
7.申込 参加自由、申込不要
8.使用言語 英語・日本語 同時通訳等は入りません
問い合わせ先 :
研究部人間・科学・宗教総合研究センター 髙峯(たかみね) Tel 075-645-2154