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2019.03.06

日刊工業新聞主催 滋賀産業人クラブにて、農学部教員らが、「姉川クラゲを特産品に」というテーマで講演会を実施【農学部】

 3月5日(火)、日刊工業新聞主催 滋賀産業人クラブにて、農学部 玉井 鉄宗(資源生物科学科)、朝見 祐也(食品栄養学科)、坂梨 健太(食料農業システム学科)の三人が、「姉川クラゲを特産品に」というテーマで講演会を実施させていただきました。

 姉川クラゲとは、ワカメのような見た目のラン藻類の一種「イシクラゲ」のことで、滋賀県長浜市の姉川流域で食用にされた記録があり、 そこでは「姉川クラゲ」と呼ばれていました。乾燥状態や栄養のない環境でも生き続けることができるため栽培が容易であり、生理活性物質を多く含むことから機能性食品としての利用が期待できます。


 当日、参加者からは、多くの質問が寄せられ、参加者の一人である三日月 大造滋賀県知事からも、イシクラゲの培養や自生場所について、質問が寄せられました。


水に入れた姉川クラゲ(イシクラゲ)(左)と乾燥状態の姉川クラゲ(イシクラゲ)(右)

 農学部では、4学科をあげ、姉川クラゲの遺伝子を解析、栽培、加工し、どのようにして地域資源として活用できるのか、追求していきます。