Need Help?

News

ニュース

2019.03.19

未来を担う学生が考えるSDGs-大門研究室の学生がSDGs学生大会に参加しました【農学部】

 3月18日 滋賀県立大学において「SDGs学生大会-びわ湖で考えるSDGs-」が開催されました。龍谷大学からは大門研究室(農学部資源生物科学科)が参加しポスターセッションにて研究室の取り組みを発表し、「持続可能な農業と地域ブランド」をテーマにしたワークショップを他大学の学生と取り組みました。
 本イベントでは、三日月大造滋賀県知事の講演会が開かれ、県内外の学生が集いSDGsの達成に向けて様々な取り組みが考えられるなど、盛況なイベントとなりました。

SDGs(Sustainmable Development Goals: 持続可能な開発目標)は2015年の国連サミットで採択された世界共通の目標です。
滋賀県は全国でもいち早く県政に反映することを宣言していますが、大門研究室の取り組みは今年度滋賀県のSDGs活動支援事業補助金に採択され、活動の幅を広げています。
 SDGsを背景にした新しい地域特産作物の可能性に取り組む大門ゼミの取り組みが今後も期待されます。

 大門研究室の取り組み内容 -水田の高度利用と付加価値を意識した地域特産農作物生産へのチャレンジ-
 (参考HP/大門研究室):https://www.agr.ryukoku.ac.jp/laboratory/daimon.html
 
 大門教授のコメント:
「SDGsでは、17の分野別目標と169の達成基準を掲げています。この行動指針は、本学農学部の教育・研究の視点としてとても重要だと考えています。例えば、目標2(Zero Hunger)では、持続可能な食料生産システムを確保し、環境変動にレジリエントな農業の達成を目標としています。また、目標13(Climate Action)の気象変動対策、目標15(Life on Land)の生物多様性と生態系の保全に関しては、農業生産活動から流通、消費の過程における様々な対策がその目標達成に大きく影響します。私達の研究室では、低投入型の作物生産技術の実装を目的に、分属した学生一人一人がこの視点に立った多様な研究テーマについて取り組んでいます。今回の学生大会における発表とワークショップでは、マメ科作物のラッカセイに着目した取り組みを紹介して、他大学の学生といっしょに持続可能な農業と地域ブランドに関するアクションプランを提案しました。」