2019.03.19
龍谷ミュージアム 企画展 「因幡堂 平等寺」 (4/20(土)~6/9(日))3/20(水)~ 前売り券販売開始
【本件のポイント】
・洛中の古刹・因幡堂 平等寺の全貌をあきらかになる展覧会
・寺の由緒が因幡堂縁起に記されていること以外、因幡堂の所蔵宝物はこれまでほとんど知られていない
・「日本三如来」のひとつ、本尊薬師如来像や因幡堂平等寺伝来の宝物を中心に仏像20体を展示
・展示件数64件のうち5件が重要文化財
【展覧会の概要】
京洛のほぼ中央、烏丸高辻に伽藍を構える因幡堂 平等寺は、平安時代の創建時に遡る本尊薬師如来立像(重文、1003年頃)を祀る古刹です。この本尊薬師如来は、天竺伝来とされる霊像が因幡国(鳥取県)から都に飛来してきたと伝えられ、善光寺阿弥陀三尊像・清凉寺釈迦如来立像とともに、「日本三如来」と称されます。この創建にまつわる説話は、鎌倉時代の「因幡堂縁起」に綴られ、創建後、平等寺は市中の「町堂(辻堂)」として京都の町衆の篤い信仰に支えられてきました。
この度、同寺本堂の内装修復工事が行われるのにあわせ、本尊をはじめとする多くの霊宝と、現在は東京国立博物館が所蔵する「因幡堂縁起」1巻(重文、鎌倉時代)が同時に展観される初めての機会として、これまで全貌が明らかでなかった洛中の隠れた古刹、平等寺のすべてを紹介します。
なお、この企画展のプレス内覧会・開会式は、開幕前日の4月19日(金)を予定しています。詳細が決まりましたら、案内いたしますので、よろしくお願いいたします。
企画展「因幡堂 平等寺」
1.名称 : 企画展「因幡堂 平等寺」
2.会期 : 2019年4月20日(土)~6月9日(日)
※開館時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
※休館日 月曜日(ただし、4/29、5/6は開館)、5/7
3.会場 : 龍谷ミュージアム 3階展示室
※ 2階展示室ではシリーズ展4「仏教の思想と文化 ~インドから日本へ~」を併催
〒600-8399 京都市下京区堀川通正面下る(西本願寺前)
4.主催 : 龍谷大学龍谷ミュージアム、京都新聞、毎日新聞社
5.入館料 :
一 般800(600)円 高大生500(300)円 小中生 200(100)円
※ 2階展示室で併催するシリーズ展4の料金を含む
※ ( )内は、前売料金・20名以上の団体料金
※ 小学生未満、障がい者手帳などの交付を受けている方およびその介護者1名は無料
6.前売り券取扱い :
2019年 3月20日(水)~4月19日(金)
ローソンチケット(Lコード:51460)、セブンチケット(店内マルチコピー機)、
龍谷ミュージアム受付などで販売。
問合せ先: 龍谷ミュージアム Tel.075-351-2500 Fax.075-351-2577
メール.muse@ad.ryukoku.ac.jp