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2019.05.16

和歌山県有田川町 × 龍谷大学 藤岡ゼミ ぶどう山椒の発祥地を未来へつなぐ 龍谷大学生がぶどう山椒の取り巻く環境を現地で学ぶ 5月29日(水)30日(木) 於:和歌山県有田川町

【本件のポイント】
・龍谷大学経営学部の藤岡ゼミナールが、和歌山県有田川町の産地振興を目的としたプロジェクトを始動。
・和歌山県有田川町は「ぶどう山椒」の発祥地であり全国有数の産地だが、高齢化等による離農、後継者不足などが深刻化しており、産地存続の危機にある。
・29日、30日は学生が現地入りし「ぶどう山椒」の魅力、流通状況、生産者や産地の抱える課題について学ぶ。
・有田川町と協働し、市場調査、産地の認知向上および一般企業との協力体制を構築し、今後は商品開発や一般消費者等へのプロモーションを図る。

【本件の概要】
 経営学部藤岡ゼミナールでは2019年1月より和歌山県有田川町の地域づくり・地域活性化活動を行っています。
 和歌山県は全国の山椒の54%を占める一大産地であり、とりわけ山間地である有田川町清水地域は「ぶどう山椒」発祥の地として名高い一方で、近年は作り手の平均年齢が76歳と高齢化が進み、後継者不足の産地自体の存続そのものが危うい状態にあります。
 藤岡ゼミでは「産地」と「消費地」をつなぐことを目的に、これまで産地の若手農家と連携し、農産物や農産物加工品を販売するポップ・アップ・ストアや、情報発信型カフェの企画運営、製造副産物を活用した商品開発(みかんうどん、みかん肌まろ化粧品)などを行ってきました。こうした取組みの知見を活かし、産地の協力を得ながら山椒市場の調査、山椒の用途開発、未使用資源の活用提案などに取組むとともに、マルシェ、ワークショップなどの開催を通じて、ぶどう山椒の認知向上と新市場の創造、ひいては地域経済の活性化を図る予定です。
 今回は本プロジェクトの一環として、下記日程において学生が現地入りし、生産者との交流やぶどう山椒園地での収穫体験を行います。

1.日 時 ①2019年5月29日(水) 11:30~16:30
      ②2019年5月30日(木)  9:30~12:00

2.場 所 ①和歌山県有田川町境川区
      ②古民家の宿「やすけ」(和歌山県有田川町清水1065)
      
3.内 容 ①収穫を通した生産活動(収穫体験を行います)
      ②企業等への聞き取り


問い合わせ先 : 
 龍谷大学学長室(広報) 山田 Tel 075-645-7882
 有田川町産業振興部産業課 垣谷・白川 Tel 0737-52-2111(代表)