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2019.05.31

特産品づくりのヒントを探る【社会共生実習】

 5月24日に、社会学部の科目「社会共生実習(伏見の食材を活かした特産品づくりと地域連携)」(担当教員:コミュニティマネジメント学科 坂本清彦)にて、現場実習がおこなわれました。
 本プロジェクトでは、特産品づくりと地域連携を目的として活動していますが、この日は京都市伏見区桃山町にある「花桃・花農家」の吉川正幸さんと美奈子さんご夫妻がご自宅の畑で育てておられる菜の花の種や向日葵、京都市長賞3位を受賞したシドニーブルーピコなどを見学させていただき、関連するお話を伺いました。
 吉川さん夫妻は、桃山町に数少なくなった花の専業農家として新商品の開発に頭を悩ませているそうで、今までに「ハート型の向日葵」、「鉢植えの桜」、「菜の花のスプラウト」など、数え切れないほど試作しながらも日々楽しんでお仕事をされているそうです。本プロジェクトの受講生にもぜひ新商品開発のアイデアを出してほしいと仰っておられました。
 これについて、担当教員の坂本先生からは、山で採れる紅葉や竹などの葉っぱを料理のつまとして料亭に出荷することで、新たにお金を生み出す方法を見いだした徳島県上勝町の事例が紹介され、開発した商品をどのようなパッケージにして売り出すかも重要な要素であることが伝えられました。
 本プロジェクトの受講生は、これから他の農家にもお邪魔してどのような食材があるのか勉強して、生産者の希望などを汲み取りながら、新たな伏見の特産品を考えることになりますが、今回お邪魔した吉川さん夫妻の畑から生み出された花たちから得たヒントがどのように生かされるのか、今から楽しみです。


菜の花の種子サヤ


学生の様子


学生の様子


学生の様子


花の種(とても小さい)


畑で吉川さんの話を聞く学生の様子


向日葵


シドニーブルーピコ


吉川さんご夫妻

社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。