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2019.06.26

龍谷大学と有田川町が包括連携協定を締結 <締結式>7/8(月) 10:00~ 有田川町役場吉備庁舎 3F庁議室にて

【本件のポイント】
・産業及び観光振興、教育・文化・スポーツ振興、自然環境保全、健康増進および福祉、まちづくり、学生の社会的な成長機会の創出等の連携を行う。
・龍谷大学経営学部の藤岡ゼミが「ぶどう山椒の発祥地を未来につなぐプロジェクト」で有田川町と協働し、市場調査、産地の認知向上、および一般企業との協力体制を構築し、今後は商品開発や一般消費者等へのプロモーションを図る。
・龍谷大学が地方自治体と包括連携協定を結ぶのは9例目。

【本件の概要】
 龍谷大学(学長:入澤崇)と和歌山県有田川町(町長:中山正隆)は、相互の連携を強化し、霊峰高野山を源流とする有田川流域で育まれた文化を活かし、有田川町の活性化を図るため、包括連携協定を締結いたします。
 連携協力内容としては、1.産業及び観光振興、2.教育、文化、スポーツ振興、3.自然環境保全、4.健康増進および福祉、5.まちづくり、6.学生の社会的な成長機会の創出などを予定しています。
 7月8日の協定締結式当日は、本学と有田川町とで既に先行して進めている「ぶどう山椒の発祥地を未来につなぐプロジェクト」について、プロジェクト担当教員より同プロジェクトの進捗状況やDari K(※)をはじめとするプロジェクト協力企業との取組みを報告させていただきます。
 本学が、地方自治体と包括連携協定を締結するのは9例目となり、有田川町が大学と包括連携協定を締結するのは、初めてのこととなります。
(※)Dari K: 京都で創業し、インドネシア・スラウェシ島の契約農家と協業しながら、良質なカカオ豆の栽培・仕入れから製造・販売までを手掛ける「Bean to Bar」チョコレートのパイオニア。日本国内でも京都・和束町の抹茶や嵯峨水尾の柚子をフレーバーに使用しブランディングするなど、生産者と消費者を繋げる活動に力を入れる。


1.日 時: 2019(令和元)年7月8日(月)10:00~11:00

2.会 場: 有田川町役場吉備庁舎3F庁議室(有田川町下津野 2018-4)

3.内 容: 協定締結式・共同記者会見
       1 挨拶
       2 協定書署名
       3 協定書交換
       4 写真撮影 
         龍谷大学 学長 入澤 崇(いりさわ たかし)
         和歌山県有田川町 町長 中山 正隆(なかやま まさたか) 
       5 「ぶどう山椒の発祥地を未来へつなぐプロジェクト」進捗状況報告
         龍谷大学 経営学部教授 藤岡 章子(ふじおか あきこ)
       6 ぶどう山椒×チョコレート試食
       7 質疑応答
       8 閉会

4.「ぶどう山椒の発祥地を未来につなぐプロジェクト」とは
 龍谷大学経営学部の藤岡ゼミが、2019年1月より和歌山県有田川町と連携し同町の主要農産物の一つであるぶどう山椒を通じて産地振興・地域活性化を目的に開始した産公学連携プロジェクト。
 和歌山県は全国の山椒の65%を占める一大産地であり、とりわけ山間地である有田川町清水地域は「ぶどう山椒」発祥の地として名高い一方で、近年は作り手の高齢化(平均年齢が76歳)や後継者不足ため、産地の存続そのものが危うい状況にあります。
 藤岡ゼミでは「産地」と「消費地」をつなぐことを目的に、これまで産地の若手農家と連携し、農産物や農産物加工品を販売するポップ・アップ・ストアや情報発信型カフェの企画運営、体験型ワークショップの開催、製造副産物を活用した商品開発(みかんうどん、みかん肌まろ化粧品)などを行ない調査研究を進めてきました。こうした取組みの知見を活かし、産地の協力を得ながら大学の教育プログラムとして山椒市場の調査、ぶどう山椒の用途開発、未使用資源の活用提案などに取組むとともに、マルシェやワークショップなどを開催し、ぶどう山椒の認知向上と新市場の創造、ひいては地域経済の活性化を図っていきます。




問い合わせ先 : 
 龍谷大学学長室(広報)  山田    Tel:075-645-7882
 有田川町産業振興部産業課 垣谷・白川 Tel:0737-52-2111(代表)
※取り組み後の写真提供も可能です。