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2019.07.10

第2回CMBBS:挑戦はそれだけで大成功

コミュニティマネジメント(CM)学科の交流企画CMブラウンバッグセミナー(CMBBS)の第2回写真塾と第2回トークライブ「CMトーク」が、それぞれ6月19日、7月2日に開催されました。

写真塾では、難しいと思いがちなカメラの設定をちょっと変えるだけで、写真がグッとプロっぽくなることを体験できました。

カメラにはF値(絞り値)、シャッター速度、ISO感度といったさまざまな設定がありますが、よくわからない初心者はついつい「オートモード」にして撮りがちです。オートモードで撮った写真は無難だけれど、撮り手の意図や個性は消されてしまうので、そうした設定をいじってあげるのがお勧め。プロのように全てを細かく設定しなくても、カメラに一部をお任せし、自分で絞り値やISOを変えることで、周囲をぼかしたり、夜景を綺麗に撮れたりといった「写真らしい写真」の表現が可能になります。

講師を務めたCM学科実習助手の越浦真依(えちうらまい)先生は、初心者向けに必要な設定方法を徹底的に絞り込んで説明してくれたので、とてもわかりやすいセミナーになりました。参加した学生も、今まで触ったことのなかった設定を変更すると写り方がガラリと変わることに驚いていました。カメラのポテンシャルを引き出すヒントをもらって、自分でもぜひ試したいとの声も聞かれました。


講師を務めた越浦先生(画面中央)

CMトークでは、2018年の龍谷祭・ミス龍谷コンテストでグランプリを受賞したCM学科3回生の安原舞(やすはらまい)さんを招いて、「ミス龍谷であること」にまつわるいろいろなお話を聞きました。安原さんはミス龍谷グランプリに選ばれた後、全国の大学のグランプリ・準グランプリ受賞者だけによるミスオブミスに出場して審査員特別賞を受賞しています。そうしたミスコンテストの裏表のストーリーを40分間にわたって語ってくれました。

安原さんは、子供の頃からクラシックバレエをやってきてミスコンテストなんて考えもしなかったといいます。大学に入って何か新しいことをしたいと思っていたところ、友人がミス龍谷コンテスト出場を勧めてくれたことがきっかけで、「挑戦もしないで他人をバカにするよりは、挑戦してバカにされるほうがいい」とエントリーを決めました。それからは、コンテストの勝敗を左右するオンライン票を取るため、Twitterの書き方やInstagramの写り方もいろいろと工夫したそうです。

今回のトークの司会を務めたCM学科2回生の横平詠哉(よこひらえいや)君はミス龍谷コンテストの場にいて、安原さんのステージでの振る舞いに、他の出場者とは違うレベルでその場の雰囲気を変えてしまう力を感じたといいます。単に「かわいい」「きれい」ということではなく、その人の生き方がコンテストでのバレエのパフォーマンスやトークに力として表れたのでしょう。


安原舞さん


トークの様子

ところで、写真塾シリーズの講師を務めてくれるCM実習助手でフォトグラファーの越浦先生も、今回のCMトークの司会を務めてくれた横平君も講師や司会の経験が豊富というわけではなく、緊張したり思うように話せなかったりという場面もあったようです。

それでも、こうして挑戦することでしか体感できない学びがあります。「挑戦して失敗したら?失敗して他人にバカにされたら?」なんて思う必要はありません。「挑戦したことそのものが大成功」です。

安原さん、横平君、越浦先生ら同じ学科の仲間の挑戦が、他の学生や教員の心に火をつけてくれたら、と思います。


前期最後のCMBBSは、7/17(水)に開催される第3回写真塾です。ホワイトバランスと露出について学び、逆光下で光の筋を写真に撮りこんだり、写真の雰囲気を全く変えてしまう技を体験してもらいます。