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2019.07.17

世界各国の留学生が広島平和プログラムに参加【グローバル教育推進センター】

龍谷大学では留学生を対象とした「広島平和プログラム2019」を7月5日(金)~7月7日(日)に開催しました。この広島平和プログラムは今年で25回目を迎え、今回、世界9ケ国・地域から計20名の留学生と日本人学生3名が参加しました。浄土真宗本願寺派広島別院と龍谷大学、龍谷大学親和会の共催事業として行われており参加費は無料。現地のお寺などにホームステイもできる非常に人気の高いプログラムです。

初日の7月5日(金)は広島到着後、本願寺広島別院を参拝、昼食後、三登浩成氏による事前学習講義を受講、その後、三登氏のご案内により平和公園、原爆ドーム、平和記念資料館等を見学しました。原爆が広島に及ぼした影響、戦争の悲惨さを学ぶ留学生達にとって核廃絶や平和について考える機会となりました。

夕刻には歓迎懇親会にて留学生とホストファミリーとの懇親を深め、その後、留学生は浄土真宗の寺院などの各ホームステイ先に宿泊しました。
2日目の7月6日(土)は広島別院にて『平和を願う念仏者の集い』へ参加し、広島平和記念資料館前館長であられた志賀賢治氏より『記憶の継承』をテーマにご講演がなされました。
午後には『全戦争死没者追悼法要』が開催され、留学生・日本人学生による献華、広島市西法寺ご住職の吉崎哲真氏による「ご法話」、広島雅楽会による舞楽などが催されました。
3日目の7月7日(日)、留学生たちはホストファミリーと行動を共にし、宮島などの観光地を訪れ、自由な時間を過ごしました。広島でのホームステイの経験は留学生達にとって貴重な経験となりました。

このたびの広島平和プログラムで留学生たちは多くの貴重な経験をしました。原爆・戦争の過ちを繰り返さぬよう、留学生一人一人がこの経験を活かし、平和のために私たちができることを考え、行動し、各国の人々に伝えてほしいと考えます。