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2019.07.29

政策実践・探究演習(国内)洲本プロジェクト合宿実施【政策学部】

「政策実践・探究演習(国内)洲本プロジェクト(以下、洲本プロジェクト)」(担当:白石克孝教授)は7月13~14日に第2回合宿を行い、学部生と院生の18名が参加しました。
■1日目
2019年度の洲本プロジェクトは「産業おこし班」、「連携づくり班」、「地域活性化班」の3つにわかれて活動しています。

「産業おこし班」は元洲本市地域おこし協力隊員の高木さん達と、放置竹林の対策として「淡路島メンマ」づくりにチャレンジしています。5月の第1合宿では、竹林に入って1メートルほどに育った幼竹を狩りとり、ゆでて塩漬けにしました。

大学の授業でラーメン以外のあたらしいメンマの食べ方を提案しようと自分たちでレシピを考え、今回の合宿では前述の幼竹をつかって、わさび和え、ごま油炒め、砂糖からめなどいくつかの味に仕上げてみました。試食した感想や改善点をあげながら、どの味に絞りこんでいくかを決めました。さらに工夫をくわえて、洲本市で開かれる9月中旬のイベントでお披露目する予定です。同時に、淡路島メンマをあたらしい島の産業として育てていく方法や竹林整備のイベントも考えていきます。



■2日目
2日目は「連携づくり班」、「地域活性化班」の活動を行いました。
連携づくりは今年度初めてつくったテーマで、洲本市の域学連携事業に関わる複数の大学と連携を深めていくことを目的にしています。2019年2月に洲本市で開催したシンポジウムをきっかけに、市内で活動する龍谷大学の社会人メンバー、京都工芸繊維大学、京都大学、首都大学東京とゆるやかなネットワークをつくりました。

今回の合宿では、京都工芸繊維大学の大学院生がリノベーションに取り組んでいる特別支援学校跡地を見学し、この施設を所有する浜田化学株式会社の岡野代表取締役から、施設の活用計画について話を聞きました。8月下旬に、京都工芸繊維大学のリノベーション工事を手伝う予定です。



「地域活性化班」は、ため池ソーラー発電所のある塔下新池田主との交流、千草竹原の再エネ自給村づくりに取り組んでいます。千草竹原には今、再生可能エネルギーを取り入れた小さなキャンプ場を整備する案があり、その候補地を見ながら再生可能エネルギーをどのように使うか話し合いました。