2019.09.10
地域防災を考えるきっかけに【社会共生実習】
社会学部の科目「社会共生実習(The First Aid)」(担当教員:現代福祉学科 栗田修司)の受講生らが、9月5日(木)に湖南広域消防局南消防署にて老上中学校の職場体験としても行われたDIG(ディグ)訓練の体験学習に参加しました。
DIG訓練とはDisaster Imagination Gameの略で、地域で災害が発生した場合を想定し、被害状況などを地図に書き込みながら対策を考える、防災訓練のことをいいます。
地図には、避難場所となり得るオープンスペースや丈夫な施設、食料や燃料といった災害時に役立つものがそろっているお店などに目印を書き込んでいきます。また逆に、崩れやすいブロック塀のある細い路地や看板などの落下物が見込まれる施設など、危険な箇所にも色を変えて目印を書き込みます。そうすることで、自身が住んでいる地域には、防災のためになにが必要か見えてきます。
今回、同科目の受講生らはDIG訓練の方法を学びました。この学びを他の実習先や地元に持ち帰って活用してくれることを期待します。
社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。