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2019.09.11

ポートランド州立大学との国際CBLプログラム3日目【政策学部】

ポートランド州立大学での国際CBLプログラム3日目です。
3日目の実施内容及び3日目プログラムを終えて学生の学びレポートをご紹介します。

9月4日(水)
 午前中は、ポートランド州立大学の西芝教授から、効果的なコミュニケーションについての講義を受講しました。当講義では、ペアで大きな声での質問と返答のやりとりしながら、コミュニケーションにおけるジェスチャー、表情、声量の大切さを学びました。





午後からは、ポートランド州立大学の"Learning Gardens Laboratory"を訪問し、"Learning Gardens Laboratory"の役割についてレクチャーを受け、実際に農作業を行いました。農作業を体験しながら、日本とアメリカでの農業の違い、"Learning Gardens Laboratory"における市民と大学との協働の仕組みなどについて学びました。





■ 高塚麻央(政策学部2回生)
 今日はコミュニケーションについて学びました。英語が上手に話せるだけでは十分ではなくジェスチャーや表情、声量そしてanswerとquestionを相手と交互にすることが大切だということを学びました。次に月曜日と火曜日の2日間街歩きをして気づいたことを、自分たちで撮った写真を参考にしてポートランドはなぜ住みやすいのかについて話し合いました。私の班では、街の中に自然が多いこと、公共交通が充実していること、ゴミ箱が街中にたくさんあること、街中に無料で水が飲むことができる機械があること、一目見るだけで誰でもわかるような標識があることなどが上がりました。中でもなぜポートランドでは街中にゴミ箱を設置できるのかという話が印象に残りました。街に設置するゴミ箱にはテロなどのリスクもあるが、ゴミを有効活用、街を綺麗に保つというプラスの部分もあります。日本はリスク重視し、ゴミ箱の撤去が進んでいますが、ポートランドではプラスの面を重視しゴミ箱を設置しているようです。このようにポートランドでは、何かプラスのことを得るために少しのリスクを冒すことを恐れないで、バランスを保っているように感じました。
 そして昼からは農園に行き、農園にある野菜や農園の歴史などを学びました。その農園の近くには食料を手に入れることができるお店が少なかったため、近くの住民たちが食料を調達できるようにこの農園があったそうです。また、過去のポートランドは6月から9月までの夏の間はあまり雨が降らなかったため、水がなくても作物が育つように農園にはさまざまな工夫があったり、農園内ででたゴミを肥料として有効活用するという工夫もありました。今日は特に午前中の授業がとても楽しくてポートランドに来てポートランドに住んでいる先生にいろんな話を聞けて良かったです。残りの日もたくさんポートランドの写真を撮って、ポートランドに住んでいる人とたくさん話して、ポートランドでしか学べないようなことをたくさん体験したいと思います。
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■ 笹部絵梨奈(政策学部2回生)
 午前中は教室の端と端に立ちお互い質問をし合いました。英語を喋ると恥じらいが大きく声が小さくなってしまうので声を大きく出す練習をしました。休憩の後に2日間街を歩いてみつけたポートランドの住みやすいポイント(リバビリティー)についてみんなで話し合い発表しました。各班で視点が違いそれぞれのカテゴリーで分類していました。ポートランドは沢山のリバビリティーがあり、街には沢山の公園がありこの後はガーデンにいって農場の手伝いをしに行きました。ガーデンはPSUの近くの中学校も高等学校も使うことができるとのことでした。また、ガーデンに生えた雑草や、食べれない果物や野菜は捨てるのではなく水を含ませてバクテリアを増やせば肥料になると仰っていました。ガーデンの全てを活用していたのでとても効率的で、無駄がないと感じました。
 ポートランドの午後はとても日差しが強く日向にいるととても暑いのですが、木の日陰に入るととても涼しく温度差がかなりありました。こういった木の影は心がおおらかになり、子供たちは木の影で遊んだりするとのことでした。日本の暑さは蒸し暑いので影に入ってもあまり温度差が感じないので、久しぶりに影の涼しさを知れたような気がします。