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2019.09.11

ポートランド州立大学との国際CBLプログラム4日目【政策学部】

 ポートランド州立大学での国際CBLプログラム4日目です。
4日目の実施内容及び4日目プログラムを終えて学生の学びレポートをご紹介します。

9月5日(木)
 昨日に引き続いて、本日もポートランド州立大学の"Learning Gardens Laboratory"を訪問しました。まずは、1人ずつガーデン内の様々な場所に別れて、座ったり、寝転がったりするなど思い思いに過ごし、自然を感じました。



 その後は、グループに分かれて、昨日に引き続き野菜の収穫や畑の整備といった作業を行い、日本とアメリカでの農業の違い、"Learning Gardens Laboratory"における市民と大学との協働の仕組みなどについて学びました。





 "Learning Gardens Laboratory"での活動終了後は、収穫した野菜を近隣のコミュニティセンターまで届けました。コミュニティセンターでは、NPOのスタッフの方から説明を受けました。説明を通して、収穫した野菜が低所得者の方々に届けられ、"Learning Gardens Laboratory"の活動が福祉やコミュニティの支援に役立っていることを学びました。



■ 平井陽菜(政策学部2回生)
ポートランド4日目、最終日を前にLearning Gardensで農作業の体験をさせていただきました。畑の整備や、収穫のお手伝い、アメリカでよく見られる作物を教えていただいたり、楽しい時間を過ごすことができました。このLearning Gardensは、ボランティアの方々と地域の人々によって運営されており、農業について学ぶだけでなく地域のコミュニティーの場として大切にされています。野菜や果物、花、ハーブの栽培だけでなく将来的に役立つ農業の研究が行われています。収穫した作物はコミュニティーセンターに運ばれ、地域の人々に無償で提供されています。自然と共に生きるポートランドらしいコミュニティーの場の提供と、アメリカの人々の常にポジティブ思考な発想から日本とはまた違う政策が生まれていると身をもって体験することができました。自由時間にはピーター先生の案内のもと、Portland aerial tram というゴンドラに乗りポートランドの風景を楽しみました。
これまでの4日間、ポートランドの街や食、あたたかい人々にふれながら様々な体験をさせていただきました。共にプログラムに参加している立命館大学の学生やPSUの方々とも仲を深め毎日楽しい時間を過ごしています。プログラムも残りわずかではありますが最後まで全力で学び、楽しみ、日本にしっかりとした学びを持ち帰りたいと思います。
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■ 萩野伊万里(政策学部2回生)
今日は昨日に引き続き農園にいきました。ついてからは自然を感じるために1人ずつ色々な場所に分かれ、座ったり、寝転がったりして静かに感じていました。太陽の光、風の音、鳥のさえずり、草木の揺れる音など人によって感じ方や、イメージしていることが異なっていました。私がその時に感じたことは、自然の音もたくさんする中で人の声も聞こえてきま
した。農業を通して人々が集まり、そこがコミュニティの場としても使われていること、
人と人、人と自然どちらともが共存していました。様々な情報を共有したり、世間話であったり賑わっているように感じました。お昼休みでは食後に缶蹴りをしました。日本の遊びのため、英語で説明を行い、うまく理解できない部分もありましたが全員で楽しむことができ、良い文化交流ができたのではないかと思います。
次に農園の作業に入りました。農作業では4つのグループに分かれてやりました。雑草を抜き、耕し、種をまいたり、できた野菜を収穫したり、食べたりなどこれらを班ごとにやりました。農作業を通して、私たちが収穫した野菜たちを実際に食べてくださる方に提供し
にいくことで施設の状況を伝えてくださる方にもお会いすることができ、この場があることを伝えていかなければならないと感じました。農作業自体めったに体験できないものなので体力的にもしんどかったですが、食に対して考え直す機会となり、農場自体が人と人が触れ合える場所となり、地域活性化としても役立っているのではないかと思いました。
最後にダウンタウンと市街地をつなぐ橋を見に行きました。大学の屋上から見え、とても絶景でした。街を見下ろすことができるところでした。この大学ができるまでは荒地であり、汚染が進んでいましたが、大学ができたことにより改善されていきました。
今日は農業をメインとして活動しました。