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2019.09.30

京阪レストラン監修 龍谷大学 農学部 牧農場産メロンジュースを提供 【京阪電車「龍谷大前深草」駅誕生記念イベント】

農学部では、龍谷大学農学部 牧農場において学生が栽培したメロンを株式会社京阪レストラン(大阪市中央区)と連携し、同社監修の「メロンジュース」を作りました。
このメロンジュースは、10月1日(火)に京阪深草駅が「龍谷大前深草」に名称変更されることに伴い、駅前広場において数量限定で無料提供いたします。

同社との連携は、2018年度に同社が運営する立ち飲みジューススタンド「Juicer Bar(ジューサーバー)」で販売された「バターナッツかぼちゃスープ」
に引き続く第2弾。学生有志のプロジェクトグループが農場で栽培・収穫した作物を使用して商品化し、販売体験を通して「食の循環」を学ぶ機会として同社の協力を
得て、3月ごろからメロンの栽培が始まり、半年間かけてメロンジュースに仕上げました。
学生が実習農場で丹精を込めて育てたメロン。思いのこもった一杯を是非ご賞味ください。

コラボ商品「メロンジュース」概要
◇商品名: 京阪レストラン監修 龍谷大学農学部 牧農場産 メロンジュース
◇提供日時:2019年10月1日(火)11:00~13:00
◇提供場所:龍谷大前深草駅階段横スペース

当日は、数量限定で無料提供いたします。

学生プロジェクトグループの代表 中川さん(資源生物科学科3年)のコメント

龍谷大学とメロンには深い関わりがあります。また、農学部のテーマである「食の循環」を学ぶのに、メロンは最高の教材となりました。
メロンを大きく・甘くするためには、実を減らす作業が必要になります。商品価値を上げる為には、ある程度実が大きくなるとメロン用のベッドを敷いてあげないと綺麗な網目模様が出ませんし、実が大きくなると雨にも弱いので、苗を覆うようにビニールをかけてあげなければなりません。これらの作業は全て手作業で行われます。このように消費者に届くまでには、手間暇がかかることを改めて学ぶ機会になりました。
また、龍谷大学に深いメロンを通じて、商品化、販売体験を行い、「食の循環」を一環して学ぶきっかけになりました。今回のメロンジュースを通して、消費者にも新たな学びのきっかけになればと思っています


◇(補足)龍谷大学とメロンの切っても切れない関係
メロンは龍谷大学の設立の母体である浄土真宗本願寺派「西本願寺」の第22世宗主大谷光瑞師が神戸・六甲山の山麓に建てた幻の別邸、二楽荘において栽培を行っていたという記録があり、阪神間における本格的なマスクメロン栽培の初現と考えられてます。また、記録では門徒などにもメロンの種を配布し、一般に普及をしようとしていたことも伺えます。大谷光瑞氏には「農は国の本なり」という言葉がありますが、国が富むことも人間の糧を満たすこともすべて農が基本になると考えていたといわれています。


関連HP① 京阪駅名変更に伴うイベントについて
https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-4105.html

関連HP② 2018年度バターナッツかぼちゃスープの販売について
https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-3105.html