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2019.09.26

経営学検定試験(中級)の受験を推奨しています【経営学部・細川ゼミ】

 細川ゼミでは演習(4セメ~7セメ)において経営学検定試験(マネジメント検定)の団体受験を行っています。経営学検定試験は「経営に関する基礎的・専門的知識やその応用能力としての経営管理能力や問題解決能力が一定水準に達していることを全国レベルで資格認定する検定試験」とされています(詳しくは、http://www.mqt.jp/でご覧いただけます)。
検定試験には初級、中級、上級の三つのレベルが設定されており、このうち初級は、
 ・経営学に関する初歩的・基礎的知識を習得しているかどうかを判定する。
 ・短期大学卒業生、4年制大学の2~3年生レベルで習得しておくべき経営学の基礎知識が求められる。
とされています。細川ゼミでは第4セメスター(2年次の第2学期)において、「それまで経営学部において学んできた経営学の知識をしっかりと身に付ける機会として」検定試験の受験を位置づけています。受験は任意ですが、団体受験(龍谷大学を会場にして受験することが可能)の機会を設けており、これまで多いときには1回に10名ほどの学生が受験しています。
 ここ数年、受験を推奨しているのが中級試験です。これは、ビジネス・パーソン(中堅社員・マネジャー)を対象としたものであり、
 ・経営に関する専門的知識や経営課題を解決するための分析能力を習得しているかどうかを判定する。
 ・ビジネスパースンが通常身につけておくべき経営学に関する専門的知識や問題解決能力が求められる。
とされています。試験の内容は、初級よりもより詳細な問題が出題され、大学の2~3年次の学生にとっては手ごわいレベルです。
 経営学検定試験のウェブサイトでは、「管理職として、経営基本要素(経営戦略、経営財務、マーケティング、人的資源管理)を備えることは必須の要件なので、管理職の昇格テストに中級試験を活用し、中級合格を昇格の前提条件の一つとして活用しています」(社員数約21,500人の電子関連機器T社)という事例も紹介されています。
 このようなレベルの試験ですが、第22回検定試験(2014年6月)、第24回検定試験(2015年6月)でそれぞれ2人が中級試験に合格しています。この間、ゼミが開講されない期間がありましたので受験は途絶えていましたが、2018年度からの17期のゼミにおいても団体受験を行い、第31回検定試験(2018年12月)、第32回検定試験(2019年6月)でそれぞれ1人が合格しています。このうち第31回は、ゼミでは初めての2年次での中級試験合格です。
 細川ゼミでは実際に企業を訪問してヒアリングや見学の機会を通じて、「現場」で学ぶことを重視しています。そのような場合に経営学の知識は不可欠ですので、引き続き経営学の学習の一環として経営学検定試験を位置づけ、団体受験に取り組んでいきたいと考えています。