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2019.09.26

サマーセッション科目「地域と企業」の現場実習を徳島で行いました

 「地域と企業」は、経営学部の三つの「プログラム科目」の一つです。「地域と企業」は事前学修-現場実習-事後学修のプロセスから成り立っています。2019年度も徳島県つるぎ町役場のご協力(コーディネート)を得て、「現場実習」を徳島県内で行いました。
 今年度は8月25日(金)から26日(月)までの4間、5人の学生が地域で学び、徳島文理大学総合政策学部の齋藤敦ゼミナールとの交流を深めました。古林敏美教育委員会次長を始めとするつるぎ町役場のみなさま、徳島文理大学の齋藤敦先生に改めて御礼申し上げます。
 今年度は、「創造的過疎」の取り組みで知られる神山町を訪問し、「神山つなぐ公社」の方からのヒアリングを行うなどしました。また、(前期中の)事前学修で講演いただいた、Tサポート代表取締役の村上稔氏にご案内いただいて移動販売「とくし丸」の実際を見学させていただきました。
 徳島文理大学との学習交流(24日)では、龍谷大学の学生から京都企業3社についての報告があり、徳島文理大学の学生は、齋藤ゼミで取り組んでいる最低賃金に関する研究などについて報告されました。学習交流の前日の夜には懇親会を開催し、二つの大学の学生が交流を深めました。
 最後に参加した学生の感想の一部を紹介します。
 徳島文理大学の斎藤先生のゼミと交流を行った。そこで感じたことが、学部の違いはあっても、地域が違うと物事の捉え方や、視点が変わるということだ。彼らは、2グループが発表を行ったのだが、その中でも最低賃金の問題に関しては、徳島で生活し、勉強しているが故の問題提起だと感じた。違う環境の学生と交流できたことは非常に有意義であったと思う。
 今後も「現場で学ぶ」機会を大切にしていきたいと思います。